昨日の投稿で、何十年もかわらない自分のポンコツぶりを
嫌でも思い出してしまった私。

その後も、人生初めて親元から離れて暮す日々は、
ドラマチックで、刺激的で、
トホホで、ぐだぐだでした。

頼みの綱の奨学金と学費免除の申し込みが
締め切りを一日過ぎていたために、
受け付けてもらえなかった話

とか

ただでさえ深刻なホームシックに陥ってた四国出身の同級生が、
当時の天皇誕生日だった4月29日に雪が降ったのを見て、
高熱→肺炎で入院した話

とか

東北放送のおにゃんこクラブ、いやAKB48 的な?
「ナウガール」に応募して採用された話
→ほんとう県内各地くまなく行った!

とか

まあ、4月だけでもいろいろあるわけですが、
特筆すべきこともないまま ←十分ある?
夏休みを迎えます。

この時点までの大学の講義について、
ほぼ空白なのは、面白くなかったからだと思います。
うわ! この講義面白い! というものには
残念ながら出会えてなかった。

そんな中、夏休みを利用した「陶芸」という
集中講義が始まったのです。

朝から晩まで、2週間くらいで、
「美術」の単位がもらえるというので、
「ラッキー!」と思って申し込んだのでした。

講師は栗駒山麓の麓に大久保窯 という陶芸の窯を拓いた
村上世一さん。
調べてみたらご健在! 会いに行こうかなあ!

この先生、濱田庄司に師事したともいう方で、
その作風には共通するところも多く、
素朴、自然。
でも、土と釉薬にはものすごいこだわりがあって、
釉薬の元になる灰を取る稲わらが無農薬でないと、と
田んぼ作りから始めたという方。

集中講義の中で、先生の窯を訪ねるバスツアーに行ったときは、
その田んぼでできたお米で
真っ黒に海苔が巻かれた爆弾みたいなオニギリを振る舞って頂き、
本当においしかったなぁ・・・・・・

私たちも本格的に土を練るところから、
ヒモ作り、ろくろ作り、と進めて、
素焼き、釉薬かけ、本焼き まで一通りの作陶を一気に教えて頂きました。

さすがに先生の窯を使うわけにはいかず、
学校の電気窯と既製の土と釉薬だったような気がしますが。

まあ、朝から夕方までひたすら土をこねるわけだから、
もう楽しく楽しくて。

で、ランチタイムから午後の授業までの間、
ちょっとお昼寝時間というか、お昼休みがあって、
そこで私は3つ年上の先輩と運命の出会いをするんです。

漫画がきっかけで。

なんだっけなあ。愛のアランフェスだっけかなあ。
先輩が読んでるのを横から見てたら、
ちょうど読み終わったタイミングで「読む?」って貸してくれて、
それがめちゃくちゃ面白くて、むさぼり読んでたら、
「続きが読みたかったら合研(合同研究室)においでよ!」って
誘ってくれたのでした。

そう、今はどうかわからないけど、
宮教大では、クラスとかクラスルームとかがないかわりに、
一年生から「合同研究室」に所属することができたのでした。

好きな先生がいたら、
その研究室に入り浸る権利っていうか、
そこで好きに過していいことになっていたのです。

そして、その先輩がいたのが、
私の人生の師となる「竹内敏晴」がいた
竹内研 だったんです。

お、だんだん本題に近づいてきたぞ!

明日と明後日で最後です

学校は確実に変わり始めています。
その先頭に近いところで
日々頑張っておられる先生が次々に登壇なさいます。
今週末、土曜、日曜の夜が最後です。
もちろん、全回参加する必要はありません。
お布団の中で耳だけ参加でも大丈夫(*^^)v
【偽善者フェス2】 ~カッコイイ先生の祭典!~
※主催者からのメッセージ「一回で元が取れる! 2回以上参加したら必ず得をする!というイベントです。ぜひご参加ください!」