旅行に行けないかわり、じゃないけど、
ここのところよく取り上げているYoutubeと共に、
1日1本くらいのペースで見ているのがNHKの「シルクロード」シリーズ
もう40年近く前のドキュメンタリーですが、
当時も、今も、夢中になってみてしまいます。
これには理由があって、
私がまだ思春期の頃、
本当に荒れに荒れた時期があり、
その時にたまたま手に入れた
「シルクロード展」のチケット。
一人でぶらりと見に行って出会った
トルコブルーの花瓶の前で、
雷に打たれたように動けなくなり、
そこから少しずつ生きる希望と言うか、
チカラを取り戻していった、という
忘れられないできごとがあったからなのです。
この色を生み出した国に行ってみたい。
この花瓶がトルコからシルクロードを伝わり、
中国に伝わったのなら、
その道を自分も歩いてみたい、と思いました。
その気持ちは半世紀たった今でも変わらないのですが、
現実的には厳しいのかなぁ？
いや、あきらめたら試合終了だ！ 可能性は探っていこう！
録画してあったシルクロードは第二集に入り、
ネパール、パキスタン、インド、といったあたりを
紹介しています。
そして、ついこの間のこと
ふと気になって、
その場所の「今」をグーグルマップで検索しながら鑑賞。
こういう見方をしたのは初めてだったのですが、
大興奮。
40年たって変わらないもの、
大きく変わったもの、
まるでそこにいるような気持ちになる
３６０度の写真。
うわー わー、すごいなぁ
と思いながら夢中で見ました。
これはハマるなぁ。
まだ録画のストックはあるので、
しばらくはこれで楽しめそうです。
