二度目の緊急事態宣言にどんより……
多くのみなさんもそうではないかと思います。
人類にとって、初めてのことだからしょうがない。
それは理解しています。
感染症の専門家、
救急医療の専門家、
公衆衛生の専門家、
いろんな専門家がいらっしゃっても、
この事態は初めて。
それぞれの立場、専門性から、
さまざまな発信があります。
命に関わることでもあり、
情報収集は慎重に、と考え、
できるだけ一次情報にアクセスするようにしようとしています。
Yahoo！ニュースや
Msnのニュースや、
LINEのニュースから、
その報道の内容だけじゃなく、
できるだけ大元の情報に当たりたい、
と考えているのです。
報道は、「報道する側」の価値観や思想が
色濃く反映されるから、
できるだけ元の情報にあたって、
それで自分がどうするかを決めたい。
これは、ここまで本を作るときにも
大事にしてきた姿勢です。
報道は鵜呑みにしない、
どんなに信頼できる人であっても、
著書であっても、
話題にされたり、
引用されているデータが根拠になるなら、
なるべく、可能な限り、その元データを探して、見る。
でも、コロナに関しては、全然追いつけない。
追いかけきれない。
一庶民なんだから、
そこまでする必要はないかもしれないけど、
できたら、そうしたいと思ってきたし、
今回もそうしようとしている。
でも、目まぐるしく変わる状況、
飛び交う情報にまったくついていけない。
にもかかわらず、都度判断を求められる。
駅ビルでの買い物は大丈夫？
焼肉食べに行くのはダメ？
家族+αで新年会はダメ？
ジムに行ってもいい？
そして、昨日、
「ラグビー大学選手権決勝、見に行ってもいい？」
すでに販売されているチケット17000枚。
これはラグビー協会のサポートメンバーに
優先的に販売されたもの。
一般販売を待っていた私たちには、
販売そのものがなくなって、
現地観戦は断念せざるを得なくなった。
がっかり……
していたところに、
お友だちから「余分にあるからご家族でどうですか？」と
チケットを回していただけることに。
この試合は特別。
息子の母校が出ること。
小学校からの幼馴染の息子が出場すること。
とどさんのラグビースクール時代の教え子が出ること。
この三点だけでも、現地で見たい！
本当に見たい！ ぜひ見たい！
「ありがとうございます！」とご好意を
ありがたく受けて、
チケットを事前にお送りいただいたはいいけれど、
雲行きが怪しくなってきた。
そもそも開催されるのか？ 両校優勝？
無観客で開催？
それとも予定通り？
まずは協会の判断を待つ。
「決行」
発売済みのチケットには今回の緊急事態宣言は
適用されない、ということ。
さあ、どうする？ 行く？ いかない？
これについては考えるまでもなく、
心はほぼ決まっていた
「行く」
でも、とても後ろめたい感じ。
「大学選手権の決勝を見に行くの！」と
胸を張って言えない感じ。
もやもやもやもや。
この一年ずっとそうやってきた。
たぶんここから数か月、そういう日々が続くはず。
日々求められる判断。決断。
そしてその判断の根拠が十分ではないもやもや。
だからこそ、
逆に、「上の」人には、
「これでいく」という基準は打ち出してほしい。
新規感染者が一日〇人以内の日が〇日続いたら解除 とか。
そういうの。はっきり打ち出してほしい。
結局達成できなくてもいいから、
「春分の日までには達成して、
国民みんなで桜を見ましょう！」とか
どーんと打ち出してほしい。
そうじゃないと、みんな、疲れちゃうよね。
※でも、あまりにも情報発信が管理されすぎていて、
一本かされるのも怖いんだよなあ。
たくさんの選択肢から選べるって大事だし、
情報が公開されるってすごく大事。
悩ましい……
