感染者数が落ち着いている地域の自粛要請が解除されました。

それがあったからではないのですが、
昨日、とどさんに運転してもらって、病院に行きました。
私には甲状腺の持病があるので、
定期的な検査と受診が必要なのです。
本当は3月に行かないといけなかったのですが、
このコロナ騒ぎで自粛というよりは萎縮。
薬はまだあるし、今この時期にあえて病院に行かなくても・・・・・・
と、様子を見ていたのだけど、お薬も限界。

昨日は雨だったし、
都心の土曜日、人出は少ないだろう。
さらに、とどさんが車で送迎してくれるというので、
行ってみよう! と久しぶりにドライブ。
東名も首都高も比較的空いていて、
家を出て原宿の病院についたのは45分後。
特にスピードを出していたわけでもないのに、
これまでの最速を記録しました。
※普通はどんなに早くても1時間半ぐらいはかかります。

ところが、病院に着いてびっくり!
ネットの評判では、
今までになく空いているとのことでしたが、
混雑具合は以前通り、いや、もっとかな。
きっと「自粛解禁」が効いていたんじゃないでしょうか。
私みたいに残りの薬を数えながらガマンしていた人たちが、
どっと病院に行った様な気がしました。

受付をして、保険証のチェックを受けて、
採血して、検査の結果が出るまでは車の中で待機。
順番が来てから診察→会計→お薬までは「密」の中に
いるしかなかったので、終わったらどこにも寄らず、
そそくさと帰宅しました。

行く前はちょっと浮き立つ気分もあって、
あそこでケーキ買おうかとか、
おいしいパン買って帰ろうかとか、
知り合いが開店したお店のテイクアウト買おうかなど
考えていたのですけど、
これはいかん! と思い直してすぐに帰ってきました。

もちろん、帰宅したらマスクは洗剤液につけ置き、
着ていたものは脱いで、着替えました。

道中、車窓から見えたのは、
見慣れた場所、見慣れた風景でしたが、
こうなってみるとどれも懐かしくて、
なんかウルウルしてしまいましたよ。

夜は、子どもたちが小学生時代のPTA仲間とZOOMおしゃべり。
私以外はオンライン会議初心者で、
「どこから声がかかるかわからないから、まず経験しよう!」と
声かけをして体験会をしました。

一度やったことがあれば、
次のハードルは確実に下がりますからね。

話題がどうしても暗い方に行くので、
「コロナがあってよかったこと」を
話そうということにしたのですが、
一番多かったのは【家族でいる時間が増えた】ということ。

不自由ながらも、
これで仕事になっているのであれば、
カンペキでなくても、
仕事がまわっているのであれば、
コロナ空けしたとしても、
今までのように一律通勤、会社で仕事、という構造は
確実になくなるよね、というのが結論でした。
逆にそうでないとおかしい。

テレワークはもとより、
時差通勤とか、
自由出勤とか、
そんなことが広まりそうな気がします。

私はずっと子育て支援ということを言い続けていて、
子育て中の親御さんたちがもっと自由に休めないと
おかしいって言ってきた。
お子さんが体調の悪い日、
「チッ、なんで今日熱出すの!?」ってならないで、
「しょうがないよね。ママ(パパでも他の家族でも)が
お休みしてずっとそばにいるからね」って
すっと言えるようにしてほしい、ってずっと言ってきた。

でも世間の常識は「仕事なんだからそうは行かない」
「家で仕事するなんてありえない」だった。

違うじゃない。みんなで工夫して、譲り合って、
満点じゃなくて、このぐらいできたらいいねって
少し譲歩したら、ぜんぜん家で仕事できるじゃない。
夜の飲み会も、会食も、カットして、
家族でいる時間が作れるじゃない。

それ、バレちゃったよね。

さて、これからどうしてくれますか?
考えてくださいよ。ほんとに本気で。

まずは行政、公共機関から。

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