平日の通勤は、
超満員とは言わないまでも、
そこそこ人が乗っている電車を使います。

で、乗車した場所がどこかの駅の
階段に近い場所だと、
どかんと人が降り、
どかんと人が乗ってくることになります。

一台乗り過ごしても3分ほどで次がくる
そんな朝の通勤時間帯でも、
この3分が貴重なのでしょう、
すでに満員なのに、
無理矢理乗車してくる人も。

駅員さんが
「無理なご乗車はおやめください」と
連呼しても、
「無理なご乗車」をなさる方はあとを断たない。

で、ついせんだってのこと、
私は連結に近いところで立っていたのですが、
もうすでにドア付近は人で埋まっているところに、
私と近い年齢の女性が、
ぐいっと体を入れてきた。

かなり「無理なご乗車」

へー、強気だなぁと思っていたら、
車内にいた大学生かな?という小柄な女性が、
その勢いで人に飲み込まれ、自分の自由が奪われた。
窒息しちゃう?って心配になるくらい。
それで、必死で体の向きを変えて、
スペースを確保しようとされた。

その小さな波は、
周囲の人にも波動となって及び、
結果的にぐいっと体を押し込んだ方が、
また外にはじき出されることに。

私の心の声は
「無理してねじ込むから、そういうことになるんだよ~
次の電車をお待ちください」だった。

でも、この強気な女性は負けていない。

自分が押し出されたことにムッとして、
ドアの外から勢いをつけると、
プロレスの体当たりみたいに、
ドアの中に向けて体を投げ込んできた!

どっかーん!

入ると同時にドアが閉まり、出発。

もう、私は笑いをこらえるのに必死。
それなりの年齢、
それなりの身なりなのに、
そのギャップがおかしくておかしくて……

繰り返しますが、
無理なご乗車 はだめですよ。
今回は笑いごとですんだけど、
あんなことしたら中にいる人がケガしますからね!