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 苦しいことに力をくれるもののひとつに
ドアを開けて外に出る、ということがあります。

 これもよく書いていることですが、
私は思春期にずいぶん横道にそれたことがありました。

 体も大きく、見た目も大人っぽかったので、
補導されたことは一度もありませんでしたが、
中学生の頃は夜な夜な夜の街に繰り出して、
当時男の子だけでは入れなかったディスコにお供するかわり、
タダで入れてもらい、入ってしまえばバイバイ!

あとはフリードリンクとフリーフードで
踊って、疲れたら家に帰って寝る。

 高校に入ってからは、
学校にも行かなくなって
家を出て、よく京都の町を徘徊していました。
高校が私服で通えたので、
これもまったく疑われることなく。

 高校時代唯一の友だち、ちえちゃんは、
都内に住んでいることもあり、今も仲よくしてくれています。
彼女は私が今とてもヘルシーな生活を送っていることが
信じられないって、会うたびにそう言います。

なんでもかんでもハスに見ていて、
いやな授業のときはぷいっと屋上に行って寝てる。
だいたい、学校自体そんなに行ってない。
よく3年で卒業できたと我ながら感心します。

当時はけっこう精神的に煮詰まっていた時期でしたが、
ドアを開けて外に出たら、
怖いこともあったけれど、
いい出会いもあり、
いろんな世界を見ることができました。
あの時期があってこそ、今の私がいる、
それは確かです。

京都の町を歩いているときは
なんかひとごとみたいな、
別世界にいるみたいな感じで、
一人だけ別の時間軸の中で歩いているような気分でした。
とても自由な時間だったと思います。

いまはひきこもり、が問題になっています。
もったいない。外に出れば楽しい事があるのに、
そういう人もいるでしょうが、
これ、外に出ることが自由じゃないからではないかと思うんです。

 平日の昼間に子どもや働き盛りの人がウロウロしていたら、
「あの人なに?」って目で見られる。
これでは出かけにくいですね。

私ももう少し見た目が幼かったら、
補導されて、それなりのレッテルを貼られたんじゃないかな。
制服姿でウロウロしていたら怪しまれただろうし。
そうしたら、面倒で家から出なくなったかもしれませんね。

しんどい人たちに、
「ドアをあけて外に出る自由」を保証してあげたら
状況はずいぶん改善するんじゃないかな~?

ぼんやりそんなことを考えています。

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