芸術はこころに力をくれるよね? という話を書きました。

 今日はその続き。
自然、風景、絶景・・・・・・造化の妙ってやつですかね。

ってペダンチック?←いまちょっとバズってるやつね。

中学の時の教科書に「造化の妙」って出てきて、
どう考えても「人工的なものの素晴らしさ」って意味にしか取れず、
すごく混乱したのを今更ながら思い出しました。

さて、私が本当に苦しかったとき、
息子のひと言に救われた話は何度も書いています。

雪が降りしきり、
足元がどろどろで、
心も同じようにどろんこで、
明日はないんじゃないか、というくらい
苦しかった日。

 赤ん坊の娘を抱き、
レインコートを着た息子の手をひいて、
どこにいくあてもなく歩いていました。
このままいなくなってしまいたい・・・・・・
そのぐらい思い詰めて。

そうしたら、息子が空を見上げてこう言ったのです。

「おかあさん、きれいだねえ」

言われるがままに彼が見上げる空を共に見たら、
灰色の空から、ふわりふわりと真っ白な雪が降りてくるところでした。

 雪のひとつひとつの結晶が、
まっしろな綿のようで、
また天使のようで、
胸が熱くなり、スーッと息が通り
「ほんとだ、きれいだねぇ」と
思わずため息とともにつぶやいてしまいました。

足元を見たらこんなにぐちゃぐちゃで、
汚くて、救いもないように思われるのに、
見上げた世界はこんなに美しい。

この美しいものを信じて、
もう少しがんばってみようか。
この美しさを思い出させてくれた、
この子のために、踏ん張ってみようか、
そう思った瞬間でした。

 本当につらいと思った時、
空を見上げてみる、
高いところから遠くを見てみる、
見知らぬ街を歩いてみる・・・・・・

強制的に視点をかえてみることで、
新しい世界が広がるということが確かにありますよね。

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