昨日のエントリの続編です
親がどうがんばっても、
子どもたちに必要な手助けを全てこなすのは無理。
私自身の人生を考えても、
本当にたくさんの方に支えて頂いたと思っています。
感謝!
子どもの成長の過程でもそうですよね。
息子も娘も、
これまで、とてもすてきな出会いを重ねています。
保育園や幼稚園の先生、
学校の先生、
スポーツのコーチや監督。
もちろん、よくない影響を与えてくれた人もいましたが(~_~;)
それも人生の彩りです。
彼らはいい出会い、よくない出会い、
どちらからも、多くを学んだし、
それによって成長したと思います。
そして、同じ親が育てても、
違うキャラクターの大人になり、
それぞれ社会人として生活しています。
今振り返ると、
彼らの人生のごくごく一部に関わり、
ちょっとお預かりして、
今はそっと手放した、という感じがしているのです。
大きな病気をしたり、
ケガをしたり、
子育てをしていたら、
できることなら避けて通りたい、
いろいろな悲しいことに出会うこともあります。
でも、それは親のせいだけではなく、
その子が持って生まれた体質や、
さらに言えば運命や、
いろいろなものに影響を受けるし、
逆に言うと、親が何かをしたから避けられるというものでもありません。
一番近くにいて、
一番その子を愛している大人として、
心を尽くし、力を尽くして育てて行くというのは
とても大切なことですが、
それでも親には助けられないこともあります。
また、そうやって愛して、慈しんで育てられない
親の下に生まれた子は、
幸せになれないのでしょうか?
そうできない親は失格でしょうか?
私はそうではないと思っています。
その子には生きる力があり、
必要とするサポートは自分で求めて
手に入れていく力があります。
そして、必要な手助けは必要な時に
ちゃんと与えられる。
それは親ではなくてもできる。
たまたま行き合った私が、
関わりを持つこともある。
お節介を承知で手を出すこともある。
親として、しっかりしなくてはと
わが子を抱え込んで育てるのではなくて、
きっとわが子を支えてくれるであろう力に
思い切ってゆだねていく勇気も
大切なのではないかと思うのです。
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