子育ては「科学」できるのか?
という投稿をしましたら、
Facebookで思いのほかたくさんの、
熱いコメントをいただきまして。
いろいろ考えました。
そして、下のようなことを考えました。
あくまでも私見。
イビデンスは……ないです(^-^;

子どもを産むまで、
赤ちゃんなんか触ったことない。
触ったことないどころか、
よく見たこともない。

それなのに、妊娠したらあっという間に時間がたって、
あっという間に、出産しちゃう。

正確に言えば、数か月の準備期間はある
その期間の過ごしたかも人それぞれ。
様々なものを買いそろえ、祝福され、
準備万端! という人もいれば、
自分自身や赤ちゃんに不安があって、
いつこの妊娠が終わってしまうのか、
ハラハラしながらその日を迎える人もいる。
はたまた、祝福されない妊娠~出産に、
必要以上の覚悟を求められる人もいる。

でも、月が満ちたら、
出産の日はやってきて、
産んだらもうそこからノンストップ。

経験もない、
自信もない、
知識はあっても
現実の子育てとは違いすぎる……

悩んだり、苦しかったり、
今までの暮らしとの落差に翻弄されたり、
とにかく目の回るような日々。

……というときに、
「科学」は力になってくれるんじゃないかな。

綿密なデータじゃなくて、
大づかみの傾向を知ることができれば、
見通しができる。

頼りない毎日に、
何か確かなものに頼りたくなる。
どうしていいかわからないとき、
「科学」「イビデンス」があると安心できる。

その気持ちはとってもよくわかる。

そして、それだけなら、
そこで立ち止まれるなら、ぜんぜんいいと思う。

でも、しばらくすると、
「科学」にわが子を寄せていきたくなる。
「平均」に近づけたくなる。
そうなると、無理が出てくる。

そこが問題なのかなあ。

科学の力を借りながら、
少しずつ、少しずつ、
自分の、わが子の、
現状に合わせて、
日々を組み立てていけるようになったら
無理なく子育てできるようになるんじゃない?

そう、より「本能」に寄せて、
子育てが楽しめるようになるんじゃないかな。

自分には、動物としての
「子どもを育てる本能が備わってる」
信じられるようになったらいいんじゃないだろうか?

子育ては「科学」できるのか? の投稿に、
頂いたコメントを拝読して、
思ったことです。