子育てを科学する というのの対極に、
子育てを自分の経験だけに照らして語る、
ということがあるかなぁと思います。

そして、私が基本的にとっているスタンスは
どちらかというとこちらの方です。

本にまとめるときには、
大量の論文も、本も読みまして、
いろいろと理論武装をします。
でも、基本は私の肌感覚です。

子育ての本なんか書いてると、
けっこうな批難や批判を受けることがあって、
その中でも「どうせ個人の感想でしょ」みたいなのが
トゲみたいに刺さったことが何度もある。

そうだよね。私には現場がない。
先生でも、
カウンセラーでも、
医師でも、
研究者でもない。

言ってみればただのオバサン。

お節介で、
困っている人を見てられない。
そんなただのオバサン。

そうですよ。
そこからしか語れないもの。
そう思いながら、
反論できないから、
一生懸命理論武装した。
鎧で固めてた。

でも、そうじゃなくてもいいんだなあって
ごく最近思うようになったんです。
研究は研究者の方にお任せして、
私は母親として、
そして、いろんなお母さんたちと出会い、
語り合い、
悩みを打ち明け合ってきた中から、
「これが大事!」って思ったことを
まっすぐに、正直に、お伝えしていきたい!

で、昨日の夜、
参加させていただいている
「子育て教育コミュニティ『つみき』」
メンバーのみなさんに、
ラグビーと子育てっていうお話をさせてもらいました。

クローズドな集まりでしたので、
あくまでも個人の意見として、
けっこう思い切ったことも言いました。
で、なんかすっきりした~!

子育てに関する話って、
すごく微妙。センシティブ。
「こう言ったらあの人が傷つくんじゃないか」
「こういう言い方はしないほうがいいな」と
忖度ばっかりしてると、
時々しんどくなる。

たまにはホンネでばーん!と語るのも、
いいなあって実感したひとときでした。

お付き合いくださった皆さん、
ありがとうございました!