昨日、共感が人を救う、というエントリをしました。今日はその関連で。

私の友人の娘さん、
ヨチヨチ歩きの頃から知っているはなちゃん(仮名)がお母さんになり、
生後半年の赤ちゃんを預けて復職しました。

ご存じの通り、過酷な保育園探し。
結局自宅近くにはいい施設が見つからず、
乗り換えのターミナル駅にある
無認可、認証、という施設に預けることに。
ということは、ターミナル駅までの往復は、
満員電車で赤ちゃんと通勤することになります。
(パパのたろうくん(仮名)と分担して送迎しています)

これまで自宅で母乳ですごしてきた赤ちゃん、
やはり環境の変化には敏感で、
ミルクは飲まない、
離乳食は食べない。

保育者から「このままでは成長に影響があるかもしれないので、
自宅での母乳もやめてください」と言われて、
はなちゃんは追い込まれてしまいました。

はなちゃんとしては、
日中は離乳食とミルクでがんばらなくちゃいけない赤ちゃんに
家にいるときくらい母乳をあげたい。

さらに、
復職して時間的にも精神的にも余裕がない自分に、
さらに夜中のミルク作りが加わるのは、
やはりとても負担感が強い。
寝たままで授乳できる母乳は捨てがたい。

でも、保育園の担当者からは
「今日も食べませんでした」
「今日も飲みませんでした」と報告があり、
そのたびに心臓がギュッとなって
とてもつらいのだと、
涙声で友人に電話があったそうです。

いろいろな事情もあると思いますが、
保育に携わる方たちには、
慣れない育児に奮闘するお母さんたちの
サポーターであってほしい。

赤ちゃんはきっと、
保育園での生活に慣れたら、
そして、お腹が空いたときに
離乳食やミルクがお腹を満たしてくれるとわかれば、
保育中もしっかり飲み食いするようになるでしょう。

「それまで様子を見ながら、力を合わせて頑張りましょう。
もし、それでも離乳食やミルクが進まないときには、
すこしだけ母乳も控えてもらうかもしれませんよ」
くらいのスタンスは取れないものでしょうか?

かわいい赤ちゃんとの日々を離れて復職するのは、
お母さんにとっても大きなストレスです。
赤ちゃんのすこやかな成長を支えるという立場と共に、
お母さんたちの不安やストレスにも、
きちんと寄り添う保育施設であってほしいなぁと思います。

画像はPixabay からお借りしました。

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