自分の子どもたちが学校に通っている頃のことを思い出すと、
ずいぶん狭い世界しか知らなかったなぁと思います。

自分の子どもたちが通う学校と、
近隣の数校、
もしくは友人の子どもが通っている学校。

その中で実際に見たことがあるのは、
わが子が通っている学校だけ。
転校させた経験があれば、
複数の学校を見ることができますが、
それでもせいぜい2校か3校ぐらいではないでしょうか?

日本中に山ほどある学校の中で、
多くても3校ぐらいの実態を知っているだけで、
学校のこと、先生のことをわかったように思うのは、
ちょっと違うかなぁと思います。

これは保護者だけじゃなく、
教員のみなさんもそうです。

せいぜい自分の地域とか、
研修で行った学校ぐらいで、
ほとんど自校のことしかしらない。

初任で5-6年、
その後も5年から10年くらい。
教員生活が40年としても、
10校で勤務したって人、
少ないんじゃないでしょうか?

だからこそ、
他の学校がどんな様子か、
絶対に見た方がいいと思います。
無理矢理機会を作ってでも。

いろんな学校で、いろんな先生が、
児童生徒のことを考えて、
いろんな取り組みをしています。

もし、すごくいい取り組みがあることを知ったら、
保護者から先生にでも、
先生同士でも、
また先生から保護者にでも、
保護者同士でも、
情報交換したほうがいいと思うのです。

これは絶対。

特にクラス担任制の小学校では、
どうしても教室が閉じた空間になってしまいがち。
「ちょっと違うぞ」「これでいいのかな」と思っても、
保護者も教員も、お互いにそれは打ち明けない。
お互いに「一年の辛抱だ」なんて思ってたりして。
そうなると、子どもたちはいい迷惑です。

「こんなことやってる先生がいますよ~」
「こんな取り組みをしている学校がありますよ~」
「こんなふうに学校と協力しているPTAがありますよ~」
というふうに、お互いに情報交換をして、
ほんの少しずつでも風通しをよくしていかないと。

いつまでたっても学校は変わらないし、
子どもたちにとって居心地のいい場所、
そして本来の目的である、
学びを深める場所に
ならないと思うのです。

まずは、今の日本にどんな先生がいて、
どんな取り組みをしているのか、
生の声を聞くことから始めてみませんか?

学校は確実に変わり始めています。
その先頭に近いところで
日々頑張っておられる先生が次々に登壇なさいます。
明日から、毎週金曜、土曜、日曜の夜。
すごいメンバーですよ~!
もちろん、全回参加する必要はありません。
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【偽善者フェス2】 ~カッコイイ先生の祭典!~

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