昨日の続きなんですけど、
これも最近よく思うんだけど、

「やりたいことだけやる」というのは
駄目な人のやることなんだろうか?

という疑問。

私の毎日を考えても、
「あー、めんどくさい」
「うー、やりたくない」
「えー、いやだ~」
って思うこと、一日に500回ぐらいはありそうなんで、
生きていくって、やっぱりやりたいことだけじゃダメか、
という思いもあるんですけどね。

でも、一方で、
そんなこと我慢できるくらい、
「やりたいこと」っていうのもあって、
それができるなら、
やりたくないこともがんばれる、
っていうことも
あるんじゃないかしら?

今回、コロナ禍の中で、
なんだか楽しそうな親子がいてですね。
ママと小学生の娘ちゃん、Aちゃんなんですが、
このAちゃんがホントに「やりたいこと」に貪欲で、
ママもそれをかなえてあげるために全力で、
どんどん行っちゃう。
そりゃもう「子ども●●博士」レベルまで、
いっちゃってる感じです。

かたや、私がすごく「好きだな」と思っている、
原坂一郎さんっていう、元保育士の子どもコンサルタント。
この方は小さい頃、「怪獣博士」として
テレビ出演したこともあるような人物。
その興味は今も続いていて、
ご自身の事務所は怪獣博物館も兼ねています。
これで「マツコの知らない世界」にも出たくらい。
ホントに面白いおっちゃんなんですが、
発想が子ども寄りで自由。のびやか。

もう一人、以前からの知り合いの
佐々木さんというディレクターさんが作った番組
「ボクの自学ノート」の主人公 梅田くん。
どんどんがんがん、興味の赴くままに、
でかけて、まとめて、さらに調べて、
そうして人とつながって、また広がって・・・・・・

3人ともバランスが取れているかといったらそうじゃないけど、
まず「楽しそう」だし、
さらに信じられないぐらい「すごくがんばれる」し、
「みんなを幸せにする」力がある。
そういうオーラがあるし、
実際に見ていて幸せになる。

なんでもいいから「好き」になったら
頑張らなくてもどんどん知識は入ってくるし、
それがまた楽しいし、
もっと知りたくなるから、その方法を探すし、
それでまた知識とノウハウが蓄積されるし。

え? これが学ぶっていうことじゃないの?

もっと知りたい!
もっと上手になりたい!
もっと、もっと!
そのためにはどうしたらいい?
何を読む? どこに行く? 誰に会う?
必死で考える。

これが学ぶ意欲なんじゃないの?

学校って、何かを教える場所じゃなくて、
その「方法」を教える場所?
知りたいこと、上手になりたいこと、
どうしたらわかる? どうしたらできるようになる?
その調べ方、やり方を知る場所、でいいんじゃないの?

こういう興味関心が、
ひとクラス35人なら、35通りあって、
互いに響き合って、
「ああ、あんなやりかたもあるのか!」となったり
「それは一緒にやりたい! 行きたい!」となったり
そういう場所でいいんじゃないのか?

それを保障するための基礎学力、とか言うけど、
文字が読めて、文章が読めて、
簡単な四則計算ができて、
もしくは動画を見て理解する力があって、
そうしたら、
自然に「基礎学力」なんて身につくんじゃないの?

やりたいこと、知りたいことがあるから、
だから文字を読もうと思うし、
計算もできるようになりたいし、
もっと簡単にわかりたい、と思うんじゃないの?

またまた乱暴、中途半端ですが、
そんなこと考えるようになってます。

インスタもやってます