私たちは、日本にいる間にツアーの予約をすませていました。
アンコール・ワットツアーの二大ツアー。
日本語では「大回り」「小回り」と呼ばれています。
アンコール・ワット遺跡群には40あまりの遺跡群があって、
数百のお寺や遺構があるそうです。
とてもとても、一度や二度の旅行で見られる量ではないのですが、
その中でも著名なもの、特筆すべきものを効率よく回ってくれるのが、
大回り、小回りのツアー。
これでアンコールエリアの遺跡の8割はカバーできるとのことでした。
さらに、どうしても見たかったのが、
朝日と夕陽。
高い建物がなく、山もないカンボジア内陸で、
遠く上ってくる朝日と、沈んでいく夕陽は、
ぜひ見た方がいい、と言われています。
それで、事前の予約で
「一日目は朝日+小回り」
「二日目は大回り+夕陽」
のツアーにすると決めました。
到着翌日に朝日、でしたから、
ホテルの出発は4時半。
朝食は食べられないので、
ホテルがお弁当を作ってもたせてくれました。
まだ真っ暗な中を、
お迎えの車で出発。
アンコール・ワットを観光するには、
まず公式のチケットを購入することが必要です。
一日券が37ドル、三日券が62ドル、七日券が72ドルです。
10日も滞在するとわかっていたら、当然7日券にするところでしたが
4日間だけの予定だったので(~_~;) 三日券を選択。
連続した三日でなくても、それぞれ設けられている有効期限の中で
任意の1日、3日、7日入場できます。
その日の最初の入場で日付をパンチしてもらい、
各遺跡を入場するたびにチケットを見せますので、
チケットケースがあると便利です。
チケットセンターでチケットを購入し、
アンコール・ワットに向かいます。
この時点では、周囲は真っ暗。
何が起きているかわかりません。
どんなところを歩いているかも見当がつかないのです。
ガイドのアヤさんの先導で、
ただただはぐれないようについて行きます。
コレがあこがれていた、アンコール・ワットの朝日。
旅行ガイドなどで目にしていた風景の中に自分がいて、
写真と同じ朝日を見ているという事実にひとり勝手に感動。
涙が出てとまらなくなりました。
これ、みたかったんだ。
そしてさらに、調子に乗った!
気球にも乗った!
トップの画像で遠くにみえるやつです。
カッパドキアなどのように、「飛行」するのではなく、
まっすぐあがって、まっすぐ下がってくるアトラクション的なもの。
地面にはかろうじてつながっていますが、
かなり高い。120メートルだそうです。
高いところが苦手なまーちゃん&くみこちゃん夫妻も、
とどさんも、旅の勢いで挑戦!
一人15ドルで10分くらいです。
私は安い!と感じた。
ここの休憩所をお借りして、持ってきた朝食を頂きます。
時刻はまだ7時半。
ここから長い長い一日が始まりました。
アンコール・ワットツアーは体力勝負です。
※今回のツアーは、諸般の事情で、
アンコール・ワットの通常の観光客数の半分以下。
ガイドさんによっては1/10くらい、と言っていました。
だから、私の写真はあまり参考にならないと思います。
本格的に観光客が戻ってきたら、
この朝日のもとに、ぎっしりと人が集うようです。