初めてのシェムリアップ。
あこがれのアンコール・ワット
ずっとずっと見たかった、
アンコール・ワットの後ろから上る朝日だけで、
心が震えて、涙がポロポロ。

調子に乗って気球にも乗ってみたものの、
まだまだ今日は始まったぱかり。8時にもなっていません。

ここからはひたすらアンコール・ワット周辺の遺跡群を巡ります。

日本では鎌倉時代くらいの、
王様のお墓がアンコール・ワット

そしてその城下町というか、
シェムリアップの大きな街の遺跡が
アンコール・トム

どこを見ても、砂岩と赤いラテライト、
そして日干しレンガ。
細かなレリーフ。大きな像。
石を組み上げた巨大な寺院、回廊、塔、経堂。

アンコール・ワットの回廊には、
歴史絵巻が並びます。
不老不死の薬を作るための乳海攪拌の図。
神様たちと、阿修羅(鬼)が蛇を使って海をかき混ぜ、
神様が不老不死になったと。

抱えているのは蛇 こちらは神様側かな?

タイのスワンナプームには、
この乳海攪拌伝説の
極彩色の像がありますが、
こっちのほうが稚拙だし地味だけど、
真実味というか、ほんとうっぽさを感じた。
神話ですけどね。

スワンナプーム空港にて。これは去年かな~?

そして、タ・プローム。
トゥームレイダーの撮影が行なわれたとして有名

このフォトスポットはいつも行列だそうだけど、撮り放題
なんでこうなるの? 
とりあえず入ってみる
ここはインカの遺跡?と思っちゃう

どこにどうカメラを向けても全部ポスターみたいになる。
そして、ここを千年前の人たちが歩いたと思うと、
それももう胸がいっぱいになる。

王様しか通れないところとか、
庶民専用の道とか、あったんだろうなあ。

そして、ちょっと残念だったのは、
この日が満月で、
アンコール・ワットで一番高い第三回廊には立ち入りできなかったこと。
聖なる場所なので、満月には穢れを持ち込めないんだそうです。
とても残念だけど、あきらめるしかない。

ランチはガイドのアヤさん紹介のレストラン。
ここは高かったなぁ。観光客相手のお店。
普段は中国人観光客の大型バスが横付けで、
予約しないと入れないようなお店でした。

ここでのご飯が一番高かった 一人1500円くらい。
大好物のパイナップルチャーハン食べた!

高いといっても、しれてるし、
お味はそれなりです。
お店もキレイだし。トイレもきれい。
サービスもいいしね。

ガイドさんたちにお願いすると、
高いけど間違いのないお店につれて行ってくれます。
ローカルの屋台では1ドルで鶏のもも肉ロースト売ってるんだから、
一品5ドルとかって、超高級。
お客さんを紹介するとガイドさんはタダでご飯が食べられる。
そういうシステム。

だから、あまりケチケチしないで、
つれて行ってもらった方がいいね。
これぞ、ウインウイン。

アンコール・ワットツアーを案内できるのは、
きちんと資格を持っている公式のガイドさんたちだけです。
カンボジア人しかガイドになれない。

以前はそれほど高くなかったけど、
今は取得に数十万円かかるらしい。
かなりの投資だなあ。

日本語ガイドさんも複数人いて、
そのほとんどが「山本語学学校」の出身。
この学校については、
あとで詳しく書こうと思います。

今回はアヤさんを含め4人のガイドさんにお世話になりましたが、
実は、それぞれ言うことが微妙に違ったりした。
どんな風に教わったか、誰から聞いたか、いつ聞いたか、によって、
微妙に違うんだと思います。
そこを細かく突っ込んで行く知識はないし、
その時代を生きていた人はもういないわけだから、
どれが本当、というのはわからないもんね。

とにかく、歩け、歩け。
遺跡に入る、一つひとつ案内してもらう、
写真を撮りまくる、
行けるところには全部行く、で、
一つの遺跡に小一時間ずつ。

もっと時間がほしかったなぁ。

インスタもやってます