昨日の朝、電車の中でのお話。
山手線で私の隣に座っていた中年の女性が、
前に立っている若い女性の傘をつかんで
グイッとひねるように遠ざけました。
そして、ひと睨み(;´Д`)
「ギロッ」
立っている人が腕にかけている傘の先が
座っている人の膝にコツンコツンと当たっていたのですね。
今朝は雨が強く降っていましたから、
当たるだけではなく、
そのたびにパンツの膝が濡れていたようなのです。
これ、人が集まるところではよく見かける光景。
座っている人も
「膝に当たるのでどけてもらえますか?」とか
「ちょっとよけていただけるかしら?」なんて言えばいいのに、
無言で「グイッ」「ギロっ」。
やられた方もちょっと「ムッ」とした様子でした。
途中のターミナル駅で隣の人が降り、
入れ替わりに睨まれた方の人が座ったので、
ちょっとだけおせっかい。
「余計なお世話だと思うけれど、
傘を逆にかけると人に当たらないのよ」と
耳元にお伝えしました。
そうしたら、ちょっと恥ずかしそうに
「あ、ありがとうございます」と言ってくれたので、
ちょっと報われた気持ちに(~_~;)
帰宅して、とどさんの協力を得て写真を撮りました。
傘の柄とシャツの色が似ていてわかりにくいけど(~_~;)
みなさんよくこんな風な向きにかけておられますが、
これで立つと、傘の先がナナメに相手の方に向きます。
あら不思議。自分のほうに向くんですね~。
「え? 自分の方に向くと、私の足元が濡れるじゃない!」という方は
人混みで傘を持ち歩く資格なし~。イエローカードです。
濡れるのがいやだったら、
しっかり水滴を払って閉じれば、
ずいぶん違うと思いますよ。
これから本格的な梅雨に入ります。
ちょっとした気遣いで、
うっとうしい雨の通勤も
少しは気分良くなるはず。
お互いに配慮しあえたらいいですね~。