本場の台風のすごさととどさんの不調 沖縄⑥

大きなスーパーで、持てる限りの飲み物と食品を買い出し。
中でもうれしかったのが、
すぐに食べられるように皮をむいてパックされたマンゴー。
タイで食べていたのと同じような感じ。
お値段は９８０円と高かったけど、
これは奮発した。
そして買ってよかった～！
とてもジューシーでおいしかった(^^)v
これも数少ないうれしい思い出のひとつ。

さて、ショッピングセンターからの帰り道の話。
グーグルマップで検索したら、
ホテルに戻るバスが間もなくやってくる。
歩いてすぐのバス停に向かう途中でも、
時折強い風は吹いたけど、
それは許容範囲。
ところが、
バス停ではだんだんシャレにならない強さに。

バスがすぐ来るからと、
通り過ぎるタクシーを数台見送った。
↑これも判断ミス。
でも、バスは待てど暮らせど来ない( ；∀；)
そして、バス停にしがみついていないと飛ばされてしまうような
そんな突風が吹く。

怖くて建物にも入れず、その場から動けず。
そんな中でも地元の方は割と普通に歩いておられるのに驚く。

バス停の標識にセミみたいにしがみつきながら
「こわいよ～。バスでもタクシーでもなんでもきて～！」と
大きな声で、自分を勇気づけつつ震える。

しばらく待っても進展なし。
小康状態のタイミングで、
近くのコンビニに避難しようとしたところで、
ようやくタクシーの姿。
地獄に仏。
ホテルに横付けしてもらい膝から崩れそうになる。
這々の体(ほうほうのてい)とは、まさにこのこと。
私の人生にこんなにホッとした瞬間もなかなかなかった。

ホテルに戻ったら、少し「ㇺッ」とした感じのとどさん。
私が不在の間タバコを吸いに行けなかったのもその理由の一つと考え
まずは喫煙室に同行。
そのまま同じフロアにある共有スペースのテーブルで
買ってきた昼ごはんを一緒に食べる。

なんとなく調子が悪そうなとどさん。
食欲もなさそう。

そして、部屋に戻ってベッドに腰掛けたら、
一人で立ち上がることができない！
そんなにふわふわしたベッドではないけれど、
少し高さがあるので、立ち上がりにくい？
何度もトライしてはベッドに座り込む、の繰り返し。
見かねて手を添え、引っ張って、
ようやく立ち上がっても「ふら」ってする。
どうしてだろう？　なぜ？

体格のいいとどさんが倒れたら、
私には支える自信がない。
ただ立たせるだけでも、
全力で踏ん張っていないと、
ふたりでフラフラに。
寝ていても、とどさんが動くたび、
「大丈夫かな！？」と緊張して起きる。
立ち上がりかけたら、
先にわたしがベッドから降りて支える。

ただ、この不調、
それだけではなかった・・・。

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