心に力をくれるもの 15 本

昨日の「聞く」(聴く)はちょっとわかりにくかったみたいですね。
私の中でもうまく表現できない感覚なので、
伝わらないのはそのためだったかも。
この部分はもう少し突き詰めていきたいです。

さて、今日は「本」

「明日私がこの世の中からいなくなっても誰も困らない」
「今ここにいることがとてもつらい」

と思っていた思春期の頃、
夢中になって本を読んでいた時期がありました。

お小遣いがあると近所の書店に行き、
文庫の棚で気に入ったのを購入。
うちにある母の本も片っ端から読み、
図書館でも借りて読み・・・。

　一度読み始めると、
外が暗くなってもわからないくらい入り込んで読みました。

　小説が多かったのですが、
活字ならなんでも、という感じ。
時間を忘れて、学校にも行かず、読みふけりました。

　本は、読み始めてしばらくすると
ふわっと別の世界に連れて行かれる瞬間があり、
それがとても気持ちよかった。
つらいなぁと感じているこの世界から自由に飛び出して、
別の世界で別の人生を生きられる解放感がありました。

あの頃、本がなかったら、生きていられなかったかもしれない。
そのくらい私にとって必要不可欠なものでした。

動画もアニメもいいし、マンガも大好きだけど、
活字だけの物語には、
より深く心をかき混ぜる効果があるような気がします。
そして、深くかき混ぜられた心が、
読後にシーンと静まる、そんな感じも大好きでした。

思考の深まり、にはやはり言葉が必要です。
表現できないと、深まらない。
だから、持っている言葉の数は多い方がいい。

そのたくさんの言葉と、
幸せな出会いをもたらしてくれるのは、
やはり読書だな、と思うのです。

3秒ありましたら、ポチッとお願いいたします(m_m)

にほんブログ村