関東地方は恐ろしいほどの風でした。
夜中に目がさめてから、
もう怖くて怖くて、
眠れなくなってしまいました。

階下で寝かせているこむぎを2階につれて上がり、
貴重品をとりまとめたリュックを用意し、
後はどうにでもなれ! と
こむぎに添い寝したところで
なんと、寝落ち(~_~;)

アラカンともなると、たくましいですね~。
我なが。

目覚めたらきれいな青空が広がっていて、
夜中の暴風がうそのようでした。

みなさんのところではどうでしたか?
被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年は、家族ってなんだろう? 
身内ってなんだろう? ということばかり
考えていたような気がします。

しつこいようですが、
私は母一人、子一人の家庭で育ったものですから、
家族や親族というものに、
カラカラに渇いたのどが水を欲するように
焦がれていたような気がします。

お正月だろうが
お盆だろうが、
母と2人きり。

母は朝から夜中まで働いていたので、
小学校高学年からは
基本1人で過ごしていました。

そんな私が
兄弟が5人もいる夫と結ばれた時には、
これで賑やかなお正月が過ごせる!と
弾むような喜びを感じたものです。

でも、あこがれていた親せきづきあいは
そんなに簡単でも甘い物でもなく、
なんにもしらない私が頑張れば頑張るほど
距離はできるし、
空回りしてしまうようなありさま。

そりゃそうですよね。

向こうは呼吸するように当たり前に大家族と過ごしてきたのに、
こちらは肩に力が入ってて、
「こうあるべき」みたいなあこがれを必死でなぞっていたのですから。

結局うまくいかないままに、疎遠になり、
残念ながら、冠婚葬祭以外の行き来はなくなってしまいました。

そして、
息子や娘の結婚式に至っては、
夫の兄姉が比較的早く他界したこともあり、
子どもたちの恩人や友人を中心にお招きし、
血のつながった親族は一人も呼ばずに済ませてしまいました。

その代りと言ってはなんですが、
子どもたちの成長を共に見守ってくださった友人たちに
おじ、おばとして親族席に座ってもらったのです。

共に喜び、共に泣き、
共に悩み、共に育ててくださった方たちのほうが、
血のつながっただけの親せきより、
ずっと参列してくださるにふさわしいように思えました。

そして、昨日は
そんなお仲間の一人息子さんが華燭の典。

DSC_1352

3歳の頃から知っている彼、
その成長を見てきた彼が
すてきなパートナーと出会い、
門出の日を迎える。

私たちも同じようにお招きを受け、
親族席で見守らせて頂きました。
おじ、おばとして(~_~;)

彼の晴れ姿に号泣しながら、
これでいいんだよね~、と一人納得した私。

遠くの親せきより近くの他人、と言いますけれど、
他人ではないな。
やはり身内なんだなぁと思った次第です。

嵐の予報にもかかわらず、
式の間だけは快晴という不思議。

Exif_JPEG_PICTURE

お天気にも祝福された今日の日を忘れずに、
末永くお幸せに!と心から祈っています。


3秒ありましたら、ポチッとお願いいたします(m_m)
にほんブログ村 シニア日記ブログ いきいきシニアへ
にほんブログ村