子育てガイド本に載せるのをやめて欲しい、と複数のレストランから言われた私たち、途方に暮れてしまいました。

でも、大多数は良心的に利用している方だという
お店側からのフォローもあり、
私たちは見開き2ページを使って、
レストランを利用するときのマナーを紹介することで
掲載を継続させて頂けないか、とそれぞれのレストランに交渉。

それでもやはり、掲載は控えて頂きたい、
というところもありましたが、
そこまで言うなら、載せてみてください、
でも、それでもマナーに反するお客様が増えるようなら、
次は勘弁してくださいね、というところまでこぎつけたのです。

さて、
子連れでレストランを利用するときのマナー、を載せた
私たちの最新刊が発行された後、
しばらくして、それぞれのお店に様子をうかがいに行きました。
「その後いかがでしょうか?」

そうしたら・・・・・・

店の方でも貼り紙をするなどして
マナーについてお願いをしたが、
極端なマナー違反の方は一定数いる。
それはもう仕方がないとあきらめて
対処法を考えています。
皆さんの本のせいばかりとは言えないでしょう。
でも、今はそれより気になるのが
「気にしすぎるお客様」の存在なのです。

という意外な答えが返って来たのです。

「気にしすぎる」とは
・家から古新聞を持ってきて、テーブルの下に敷き詰めて食事する
・食後に家から持ってきた雑巾でイスから床までキレイに拭き上げて帰る
・テープルに持ち込んだテーブルクロスをかける
どなど

レストラン側としては、
子連れ歓迎と言っている以上、テーブルや床の汚れはある程度想定内。
汚したことを正直に申告してくだされば、
後始末は店がやるのに・・・・・・。
そこまでしなくてもいいんですよ、
そこまで求めてもいないんですよ、
ということだったのです。

「マナーに気をつけましょうね」とメッセージすると、
響くのは、それまでもマナーに問題なく過ごしていた方たちで、
本当に気をつけてほしい方には届かない、というジレンマ。

こういうところに、マナーを語る難しさがあるなあ、と思います。

だからこそ、子どもの頃から
マナーの基本をしっかり身につけさせておきたい、と思うのです。

自然体で自由に過ごすことと、
マナーを守ることは、
相反したりしません。

マナーを守ることは、
キリキリと緊張して
ビクビクおびえながら過ごすことではないはずです。

どうしたらそれが伝わるんでしょうね~?

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