昨日、「あいさつは自分から」というエントリをしたところ、
Facebookで何人かの方からコメントを頂きました。
ありがとうございます!

中のお一人は学校の先生。
コメントには

学校で「あいさつをしよう!」と
教育目標のひとつに掲げているが、
先生方が先にあいさつをすると、
子どもからあいさつするようにならない、
という意見がある

と書かれていました。

先生方としては、
自分から進んであいさつをする子になってほしい、
だから、
大人から先にあいさつしては、
そのためにならない、
とお考えなのでしょう。

でも、昨日も書いたように、
順番はどうでもいい、と私は思っています。

どんな形でも、
あいさつをすることが当たり前、になれば
自分の方から声をかけることも苦ではなくなります。

でも、
それが身についていないのに、
子どものほうから
担任でもない、
知らない大人の1人である先生には
積極的にあいさつしにくいものです。
そこに、先生方が思いもよらない、
とても大きなハードルがあるのです。

中には、
子どもたちがせっかくあいさつしているのに
「おお!」とか
会釈だけとか、
手を上げるだけ、
というような先生も見受けられます。

親しさの表われ、とも言えますが、
「あいさつを身につけさせたい」のなら、
これは失礼。

せっかくあいさつしても、
無視されたり、
軽くあしらわれたりしたら、
どうでしょう?

あいさつする意欲はなくなってしまいます。

特に普段から引っ込み思案で
なかなかあいさつできなかった子が
勇気を出して「おはようございます」と言ったときなどは、
ちゃんと足を止めて、
「あ、おはよう! 声かけてくれてありがとう!
とてもうれしかったよ!」
ぐらいのことは、言ってあげてほしいものです。

専門学校では、学生たちに
「相手が気付かないこともある」
「まれに、いじわるで無視しようとする人もいる」
というところまで話をしました。

だ か ら
この人とあいさつを交わしたい!と思ったら
名前を呼びなさい、と教えていました。

「ヤマダさんおはようございます!」
「スズキさん、お先に失礼します!」と
名指しされたら
さすがに無視はできないものですから(~_~;)

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