「大丈夫」と言えるわけ①

先日、オンラインで
カウンセラーとか
コーチングのコーチをされている方と
お話をしていて
ご相談受けるときのことが話題になりました。

お相手は医療関係の方。
相談されると、
つい「答えを出してあげたくなる」

うんうんわかる～！

だって相手が欲しいのは「答え」ですもんね。
〇自分がどうしたらいいか教えてほしい
〇いくつかの選択肢の中でどれがベストか知りたい

当たり前です。
自分がしんどい時、
手っ取り早く答えにたどり着きたい。
いろんなことを考えなくてはいけないとき、
頭がごちゃごちゃになるから
誰かに答えを出してもらってその通りにやりたい。

でも、それは「相談相手」じゃなくて
コンサルタントがすることです。
資産の管理とか
相続とか
事業の経営戦略とかは
みなさんお金を払ってコンサルしてもらう。
いろいろな選択肢を提示してもらって
その中でどれが一番自分の希望に近いか
相談に乗ってもらって
最終決断まで支えてもらう。
場合によってはかわりに決断してもらう。

これに似たことをしてくれるのが
「占い師」さん。
生年月日とか、星座とか、
手相なんかを基準に
「答え」を導いてくれる人。
こういう方に頼るのも、それはアリです。
政財界の方が、お抱えの占い師さんをお持ち
というのは珍しくない。

古今東西リーダーの決断が
たくさんの人の、生活に、
場合によっては生死にも影響する。
だから占いに頼りたいんですよね。
そんな重たい決断毎日してたら
心が壊れちゃう。

一方でご相談、はそれとは違います。
代わりに決断はしてあげられない。
どんなに大変でも
その人が決断できるようにサポートする。

コーチングとか
カウンセリングとか
そういうものは
占いやコンサルに比べて
「弱い」感じがする。
頼りにならないような気がする。
決めてくれないから。

何十年もご相談に乗っていると
「それで、どうしたらいいんでしょ？」
という結論を急ぐ圧とか
「え、教えてくれないの？」という
落胆とかに
幾度となく自分の力不足を感じてきました。

答えを差し上げられないということではなく
答えは自分で出すんですよ、ということが
十分に伝えられなかった力不足に、です。

さらに私が「弱いな」と感じていたのは
「大丈夫」と断言できないからです。
絶対大丈夫、なんて、誰も言えない。
誰もわからない。
何があるかわからないから。

でも、最近の私は
「絶対大丈夫」と言います。
確信をもって、そうお伝えしています。
その理由は……？　というところは
明日、ご紹介します。

引っ張りたいわけじゃないけど、
長くなったので続く(笑)

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