昨日の続きです。
気持ちよくホテルで二泊させていただき
朝はねこさんたちの出発を熱烈ハグで見送り、
みやこさんと一階にあるタリーズでモーニングいただいた後、
お土産買って、新幹線で新横浜→自宅。
ついたらすぐに準備して、
14時からのオンライン会議に出て、
ようやくホッとひといき。
さあ、買ってきたうなぎのお寿司食べましょう!って、
食べ始めたときに違和感。
あれ? 入れ歯、入ってない( ;∀;)
私は右下の奥歯だけが部分入れ歯。
なくてもあまり不自由は感じないけど、
やはりお食事するときにはあったほうがしっくりくる。
帰宅して外したのか~?と思い、
洗面所の定位置を見るけど、ない。
どこにも……ない。
ま、まさか!
あのホテルの洗面所に置いたまま!?
はい、そのまさかでした(T_T)
電話したら「お預かりしております。
基本的には着払いでのご送付になります」とのこと。
もう、ほんとうに恥ずかしすぎて言葉がない。
でも、送っていただかないことにはどうにもならない。
どうぞよろしくお願いします
と、蚊の鳴くような声でお願いしまして、
で、その日のうちに発送してくださいました。
その後、到着を待つ小心者の私を襲ったのは
「品名はなんだろう?」という不安。
曲がりなりにも自宅で仕事していると、
本名、ペンネーム、どちらでも結構荷物は届く。
なじみの配達のお兄さんもいる。
で、品名が「入れ歯」だったら……?
それはもう恥ずかしすぎる!
なぜ、ホテルからの届け物の品名が「入れ歯」なのか
考えないでもわかる。
ふつう、わかる。
「あ、コイツ入れ歯忘れてきたんだな」とわかる。
うー--。自分で蒔いた種とはいえ、
刈り取りには勇気がいる。
ハラハラドキドキで到着を待っていた私。
届いた送り状を見て、降参!
どうよ! この表現力。言い換え力。
多分入れ歯を忘れたのはわたくしが初めてではないだろうから、
そのノウハウが生きているのだと思うけど、
(誰だって自分あてに「入れ歯」が届くのは恥ずかしい)
ほんとうに、予想の斜め上で、感服。
今度また大阪で泊まるときには、
このホテルにしよう!
そう思ったんだけど。
なんと、阪急阪神グループが事業の整理を決めて、
二年後には閉鎖なんだって!
なんとかコロナが落ち着いて、インバウンドが戻ってきて、
この老舗ホテルのノウハウを含めたサービスが
継承されていきますように!
教訓 ついつい値段重視でホテル選びをしがちだけど、
老舗には老舗のよさがある。
実感。
でも、これって「何かあった時」じゃないと
伝わらない、わからないことなんだよなぁ(´-ω-`)