昨日の14時46分

私の住んでいる場所では、
防災無線で黙とうが呼びかけられました。

私はデスクで仕事中でしたが、
その呼びかけに一時中断。
目を閉じました。

で、その黙とうのときに、
「あ、でも10年前のこの時間は、
まだみんな、津波のこと知らない」って
思ってしまったんです。

すごい揺れてる～！って思いながら、
家の中で、外で、しゃがみこんで、
なすすべなく、揺れが通り過ぎるのを待っていた時間。

黙とう、というなら
この時刻じゃないんじゃないか、と
そんな違和感を抱いたのです。

同時に、黙とうをしながら、
そんなよそごとを考えている自分が
なんだかとても不謹慎な感じもして、
あわてて気持ちを戻してくる、
というようなことを
わずかな時間にしていました。

日本全国で黙とうしましょう、というには
やはり3月11日の14時46分　地震の発生時刻、
というのが「形」として正しいのだと思います。

ただ、そこにちょっとした違和感がある。
私はそれを、あわてて打ち消したのですが、
後からそう感じた方が何人かおいでになることも知りました。

そうか、あの違和感は打ち消さなくてもいいんだ。
それは形を否定することとは違うんだ。

みんながやることだから、
形として正しいから、
そういうものだから、
というふうに　受け入れる「クセ」がついてる。

そこで抱く違和感とか、嫌悪感とか、
ぱっと湧き上がってきた感情とか、
そういうものを否定しない「クセ」もつけないとな、と
いうようなことを思った次第です。

アラカンなのに、いつまでも物差しが自分の外側にある。
その物差しに違和感があるのに、
そこを認めきれない、
その物差しに合わせられない自分を否定しちゃうクセ、
もういい加減にやめよう、と思います。

まだ引き続き、参加者を募集しています。
動いてる小屋野をちょっと見てみよう、
という動機でも、全然かまいません♪

■お申込
お手数ですが以下のURLをクリックしてお申込ください。
第2回　3/25（木）19：00～20：30
https://forms.gle/CC3JFzVtH6uWahza6
たくさんのご参加お待ちしています！※読書会ですが、本をお持ちでない方でもご参加OKです
※お耳だけ参加も可。ブレイクアウトルームなし。安心してご参加ください。