私が大好きな食べ物のひとつが「天津甘栗」

幼い頃、出かけると甘い匂いがしてきて、
砂糖水をかけた小石のようなものがぐるぐる回る中で
炒りつけられる栗。

食べると手が真っ黒になるのですが、
それも気にせず、
次々食べていました。

もう40年近く前の話ですが、
仙台の街を歩いていて、
些細なことでケンカになり、
「もう先に帰る!」とスタスタ歩きだした私を
片手に持った天津甘栗の袋をかかげたとどさんが
「ちょい待てよ~!」←キムタク?(~_~;)
と追いかけてきたこともありました。

たぶん、とどさんは天津甘栗見せたら機嫌が直ると
思ったんでしょう。
そして、その通りになったわけですが・・・・・・。
ああ、安い女(T_T)

でも、最近は本当に見なくなりました。

改装前の歌舞伎座近くにあって、
とどさんの会社も近かったので、
時々買ってきてくれましたが、
あとはすでに炒ったものを
真空パックにしたり、
ネットにいれたりして売られているものばかり。
あとは「むいちゃいました」系。

それでもありがたくいただくのですが、
やはり炒りたてにはかなわない。

ところが、湘南に越してきて、
うれしいことが一つ。

平塚の駅前に、
昔ながらの天津甘栗のお店があるんです!

先日仕事で平塚に行ったとどさんが、
覚えていて買ってきてくれました!

これこれ~!

しかも、食事前に私にみせるとご飯たべなくなっちゃうから、
食後くつろいでいるところに出てきたんです(笑)

お腹いっぱいだったけど、
食べずにはいられなかった。

お供は

甘栗むきの道具

正式名称は「くりわりくん」
ギザギザ部分を栗の丸いほうにあてて、
割れ目を作ってパクンと二つに割ります。

炒りたてだからこそ、パクンときもちよく割れるんです!

あーーーーおいしかった!

とどさんありがとう!