ジュニアマナーズ協会の田中理事長とは、
理事長が以前別団体に在籍していた時、
子ども向けのマナーの本を作るので
ご一緒したことがありました。

とても穏やかな人柄と
とてもていねいな仕事ぶりに
さすがマナーの先生!と
感服したものです。

そして、
その田中さんが、
ジュニアマナーズ協会を立ち上げ、
新たな一歩を踏み出している。

そこに加わってもらえないか、
という打診でした。

協会では、
子どもたちにマナーを学んでもらい、
その成果を「検定」という形で
認定していくという
「ジュニアマナーズ検定」を柱にしています。

また、広く社会人のみなさん、
とりわけ子どもたちに関わる人たち、
たとえば
学校の教員のみなさんや
保護者のみなさん、
塾教師のみなさんなどに
「エクセレントコース」も開いています。

ここで全ての講座を受講し、
協会から講師に認定された方は、
将来的に協会が行う講座に
講師として派遣されます。

マナーと検定というのは
これまでにない組み合わせですが、
私にはとてもぴったりきました。

検定という形をとることによって
学校など集団の場で導入しやすくなること、
そして、
それによって、
マナーに関心の無かった家庭にも、
子どものマナーが身近なものになるということ。

検定とは言っても、
落とすためのテストではなく、
事前講習に重きを置き、
多くの子どもたちにマナーに関心を持ってもらうこと、
できるだけ低年齢のうちに身につけてもらうこと、を
目的にしています。

相手にも自分と同じように感情があること、
お互いに気持ちよく過ごしていくためには互いに配慮が必要なこと、
その場その場でふさわしい振る舞いがあることなど、
私が専門学校で二十歳の学生たちを前に
語り聞かせるように話してきたことを
幼いうちに知識として知り、
知った上で身につけていくことができる。

たとえ反抗期で一時的に粗雑な振る舞いをしたとしても、
それが「気持ち悪い」「居心地が悪い」と感じる
感性のタネを植えておくことができる。

社会との接点がどんどん増えていく時期でも、
物怖じせず、
自然に振る舞っていても、
相手に不快感を与えない。

そんな若者が増えてくれたらいいなぁと願って
私では力不足だと思いながらも、
お引き受けする決心をしたのです。


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