ジュニアマナーズ協会の田中理事長が、
「ルール」と「マナー」の違いを話してくださったことがありました。
「ルール」は決まりごとだから、
守らないことに対して罰則がある。
法律がその代表でしょうが、
ほかには校則、とか、服務規程、とか、
そういうものを想像して頂くといいと思います。
そして、
「マナー」にはそれがない。
守らないことに対してあるのは
不快感とか、嫌悪感とか、
感情的なものですね。
罰金も罰則もないなら、別にいいじゃないか!
という理屈も成り立つのは
「マナー」についてです。
相手を不快にしてもいい、
自分が嫌われてもいい、
というなら、
マナーは守らなくてもいい、
ということになってしまいます。
ただ、
そうだとしたら、
ひとりぼっちで生きていく覚悟も
同時に必要になるのでは?
今、この世の中を生きていくのに、
誰のお世話にもなりません。
放っておいてください!
というのは、
とても子どもじみた考え方にも思えます。
楽しいことも
辛いことも、
分け合ってこその人間ならば、
やはり「マナー」は
大切にしたほうがいいのではないか、
私はそう思います。
そう思う一方で
「気にしすぎる人たち」のことも
とても気になっているのですが。
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