私は子育て中にずいぶん「コープかながわ」のお世話になりました。
当時は個配はなくて、共同購入。
大きな箱に入ってくる卵とか 段ボールに入ってくる牛乳なんかを
週に一度配達してもらい、ご近所で分けていました。
毎週配達の日には、みんなで待ち構えていて、
おしゃべりしながら分け合ったのを思いだします。

そのおかげで、組合員の活動にも関わらせていただき、
地域のニュースを手描きで発行したり、
1989年にみなとみらいで開催された横浜博では、
ステージで司会をさせていただいたりもしました。
4歳1歳という子どもがいても、
本当にいろんなことを経験させていただいたのは、
生協のおかげだと思っています。
そしてそれが、今につながっていると感謝しています。

ただ、自分で自由に買い物に行けるようになると、
配達も仕分けも煩わしくなるという勝手な事情。
転居を機に、すっかりご縁がなくなっていたのです。

それが、二年前のコロナで、
週に一度の買い出しに行くスーパーが大混雑。
密になってはいけないというのに、
これでは……と思い出したのが宅配。
改めて再開の手続きをして、
20数年ぶりにコープの宅配生活を復活させたのです。

始まってみれば、
配達を担当してくださるお兄さんが、
もう、ほんとうに、感じがいい。
てきぱきしてるけど、いつも笑顔で、
元気に配達してきてくれます。

たまたまお兄さんが休暇の日に、
代わりの配達の方がいらしてわかったことですが、
このお兄さんの作業効率は人間離れしていて、
普通の人が朝から夕方までかかるような配達を
午前中にこなしてしまうとのこと。
確かに、お兄さん以外の人が担当する日は、
配達が数時間遅くなるんです。

そして とどさんはこのお兄さんが大好き。
毎週このお兄さんに会うのを楽しみにしていました。
ほんの一言ふたこと、交わすだけですが、
それでもとどさんにはすごくうれしい時間だったようで、
出かけていても「生協さんが来るから帰らなくちゃ」
出かけようといっても「生協さんの日だから家にいないと悪い」
というくらい。 
(つづきます)


ライン 認定アカウントにはなれなかったのですが、
公式であることには変わりない(笑)
週に一回くらい、お知らせお送りできたらな、と
思っています。