※トップ画像はこのお店のではないです。あくまでもイメージ!

昨日は、私の仕事の上では三連休の中日。
娘夫婦は午後から、夏休みを利用した小旅行にでかけたので、
ちょっと静かになったわが家でした。

私も午後からズンバ→ヨガとレッスンに出たので、
いろんな意味でデトックス。
家に帰って、シャワーを浴びて、
「あ、生ビール飲みたい!」と思って、
とどさんにお付き合いしていただきました。

でも、お店に向かって歩き出してしばらくして、
私がスマホを忘れたことに気づく。
「使うの? 俺のがあるからいいんじゃない?」と、とどさん。
そうだよね。使わないでもいい。
私もスマホから離れて生ビール! もいいかな? と思い、
そのままお店に向かったんです←これが伏線。

お店についたら、
メニューはQRコードです! と。
あちゃ~😵
やっぱり自分のスマホを持ってくればよかった!

とどさんのスマホのデータ量の残りがごくわずかだったので、
まずお店のWI-FIにつなぐ。
パスワードがなかなか通らないけど、頑張る。
あ~! つながった!

そこからQRコードの読み込み。
リンクをクリックしたら

「LINEで開く」とな。

URLから直接メニューのダウンロードができたのに、
システムが変わったらしい。

LINEで開くと、
おすすめメニューの画面が出てきて、
その下のディナーってところには
今注文できるメニューが一覧に。
ほうほう、これもいいね!

それを見ながらとどさんと相談して、
店員さんに「すみませーん! まず生ビールと……」と言いかけたら
「あ、その画面タッチすると注文できますから!」

あら~。そんな進化してるの?
確かに画像をタッチしたら、
数量を選び、「カートに追加」ができるようになってる!
なるほどね。これはいいわ。
で、「カートに追加」すると
ぶぶーっ! 「追加できません」と出る。

またスマホ片手に店員さんのところに
「あの・・・こんな画面が・・・」
「あ、ラインを立ち上げなおしてください! それで直ります!」と言われ、
一度閉じて、ラインの再起動。→でもだめ。

もう一回、店員さんのところに行って
「あの~。立ち上げなおしてもこうなるんだけど」
「え~!? ちゃんと読み込みました?」
(だからこの画面まで来てるんだと思うんだけどなあ・・・)

「カメラ出してください!」
「え? カメラ? はい。どうぞ」
「あれ? 写真しか撮れない!」
(そうなんです。この機種はカメラとQRの読み込みがリンクしてないんです)
「あの、QRのリーダーからやったんだけど……」
「あ、それだそれだ! それ起動して下さい!」
「はい、どうぞ」

「これでほら、できるじゃないですか?
ここタッチして下さい!」←だから年寄りは厄介だよ、的雰囲気。
店員さん、去る

やってみる→また、だめ

この時点でもう帰りたい。
私が望んでいるのは、冷えた生ビール。
一杯だけ飲めたら満足できる。
だから

「お願い! 注文させて!」

と、少し大きな声で言ったら、
ようやく端末手にした店員さんが来て、
オーダー取ってくれた。

正直、いやな気持ちしか残らなかった。
おいしかったはずの生ビール。
とどさんと二人の、のんびり夕方の時間。
軽くおつまみみたいなの食べて、
さくっと帰ればよかったのに。
あんなに楽しみにしていたビールは、
苦くて、なんか悲しくて、残念だった。

家に帰って再検討してみたら、
ひとつ落とし穴があって、
そこに入り込んでたことが判明。
これはシステムの欠陥とはいえないけど、
落とし穴だな。
もう行かないから、いいけど。

便利になるのはいいし、
かけないでいい人手をかけなくて済むようになるのはいいんだけど、
まだまだ発展途上。
足りないところがけっこうある。
そして、それを埋めるのは、やっぱり「人」。

「ああ、この人はビールが飲みたいんだなあ」って
店員さんが想像してくれて、
まずキンキンに冷えたビールとお通しを持ってきてくれて、
そこからゆっくりこの注文方法に取り組む時間があれば、
あんなにイライラしなかったのになあ。