そのきまり 必要?-②
そのきまり 必要? -①

に次ぐ三回目です。

確かに学校の廊下を走ると
出会い頭にぶつかるなどで、
大きな事故が起きたことがある。
調べた中では、
妊娠中の先生が、
出会い頭に走ってきた子どもとぶつかり、
不幸なことに赤ちゃんをなくしてしまった、
というようなこともあったそうです。

ほかにも勢い余ってガラス窓にぶつかり、
当事者だけでなく周りの子も大けがしたとか、
事実かどうかはわかりませんが、
もっと不幸な結末に至った、という事故も。

だから、慎重になる。神経を使う。
わかります。そうでしょうとも。
そうだろうとも。
万一のことを回避したい、
学校を運営する側はそれを第一に考えるのでしょう。
そこは当たり前ですよね。

でもね、もっとほかにやり方はないかなぁ?
よくぶつかる角にカーブミラーはどうかなぁ?
そもそも走れないように通路をジグザグにするとか?
よくぶつかる場所にはクッション材を置くとか?
人が近づいたら人感センサーでピカッってライトが光るとか?
「ここに人がいるよ~!」って、いったん止まって
バスの降車ボタンみたいなのでチャイム鳴らすとか?
なんか工夫できそうな気がする。
それもみんなが楽しい工夫。
曲がり角でみんなが楽しく止まりたくなるような工夫。

貼り紙、きまり、じゃなくてもいいんじゃない?
その時、その時の学校のメンバーで考える。
毎年引き継がなくても、固定しなくてもいい。
自由に変えていい。

みんなで決めてもどうしても走っちゃう子がいたら、
その子に鈴つけるとか? それは差別? だめか?

そしてもう一つ大事なことだと思うんだけど、
「身のこなし」を手に入れるのは、
それこそ一人じゃできない。
ふいにぶつかってくるものをよけるとか、
ぶつかってもはね飛ばされない体幹を鍛えるとか、
そういう対処法だってあってもいい。
常に守られる環境なんてないんだから、
アクシデントに対処できる体づくりをする。

その過程で、
少々のケガには目をつぶる。

ただ、この少々、が難しいんだろうなぁというのは
想像に難くない。

明日はそのお話し、書きます。


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