子育てのお悩みを伺ったり、
子育てについてのお話をしているとき、
改めて聞き直すことがあります。

それはお子さんのため?
それとも今の自分のつらい状況を楽にしたいから?

小さなお子さんは私に相談してくるわけじゃないから、
主にお母さん(最近はお父さんも多くなりました)を
通してご相談を受けるわけですが。

「両方です!」とおっしゃる方がよくいらっしゃいます。
それ、ある意味では正解です。

お子さんの状況をよくしたいって思って、
いろいろやっていると親御さんが楽になることはあります。
親御さんが楽になると、お子さんの状況がよくなっていくこともあります。

親が何かをすることで、
子育てが楽になって
子どもも幸せになって、
一石二鳥じゃない?
そこを目指してます!
といいたい気持ちはわかる。

でも、それは違うって思っています。
自分はどちらにフォーカスするのか、
それをまず、絞ってみませんか?

子どもを主体にすることが正解でもないし、
保護者が楽になることが正解でもないです。
どっちでもいい。
でも、「両方」じゃない。
そこ、大事なんじゃないかなぁと思います。

結果的に両方がよくなることは多いです。
だけど、問題に向き合うときに
「私が楽になったら子どももラクになるはず」
「子どもがよくなったら私もラクになる」という
思い込みは捨てたほうがいいと考えているんです。

なんか禅問答みたいでわかりにくいかもしれないんですが、
二兎を追うものは一兎をも得ず、 
になっちゃうこと、
子育てのご相談の場合には多いなぁと感じています。
あくまでも個人の感想です。

かかし座のクラファンも引き続き行われています! 今日が最終日