昨日わが家にいらした紳士・Jさん。↓
真紅の薔薇一輪 もらったことありますか?
最初お誘いした時に、
「僕は少し耳が聞こえにくいので、
お誘いを受けても、会話に参加できず、
かえってご迷惑をかけてしまうかもしれないので、
遠慮します」というお返事をいただきました。

でも、まったく聞こえないというわけでもないし、
自分史を拝読したら、すごく魅力的な人生を送って来られた。
ぜひいろんなお話を伺いたい!と思っていたので、
「筆談だってできますし、
大きな声でお話するようにしますから、
ぜひ!」とさらにお誘いをして、
いらしていただいたのでした。

それで「!」とひらめいたのが、
PCの音声認識機能です。
Wordのサブスクリプション版にも入っていて、
聞きとった音声がそのまWordに反映されます。

文字を大きめに設定して、
Jさんに画面が向くように設置。
乾杯から会話が始まったらスイッチを入れて、
様子を見ていたら、
けっこう会話を拾ってくれます。

↓こんな感じ

ヨシタケシンスケさんの絵本を説明してるところです(笑)

もちろん誤認識もたくさんあって、
「帰任」が「避妊」になって、
ぎょっ!とされたりしましたが。
聞きとりにくいなあとか、
聞き返されたところは、
もう一度声に出したら再認識してくれるので、
それで「なるほどなるほど」と。

筆談だとどうしてもタイムラグができますが、
音声認識はリアルタイムでどんどん進んで行くので、
会話が行ったり来たりするというストレスは基本的になし。

それで会話はどんどん弾み、
Jさんもたくさんお話してくださって、
とてもあたたかくて豊かな時間が過ごせました。

スマホのsiriやGoogleのアシスタントでもいいのですが、
画面が小さいとか、基本は検索が目的なので、
どんどん音声認識が進んで行く、という感じにはならないかな?
Googleのドキュメントにも音声入力の機能があるので、
それは使えそうです。
タブレットでできたら、さらに気軽に使えるかもしれません。

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