とりあえず1週めは休校
オンライン授業
分散登校
などなど
若年層へのコロナの急拡大を受けて、
各自治体、学校で方針が打ち出されています。

自分に関係があるのは、
わが子の学校がどうなるか、
わが子のクラスはどうか、
ですよね。

まずは正式なアナウンスをうけること、
お手紙やメールはしっかり読み込むこと。

その上で、疑問点があれば、
あまりいろいろ考えずにぶつけてみるといいと思います。
本当は学校が、コロナ対応についての
チャネルを作って一括で受けてくれたらいいんですけどね。
メールとか、LINEとか、何とでもなる時代なんだから。
教委は学校のドメインで学校のinfoアドレス作るのくらい
簡単にできるようにしてほしい。

この事態に、学校は方針を打ち出さないといけないけど、
ゆっくりじっくり協議する時間なんかないと思います。
職員会議が開かれたとしても、
自由闊達に意見が言い合える雰囲気とは限らない。
「安全のために基本オンラインでやりましょう!」なんて言ったら、
「じゃあ、先生お願いね!」って言われて
余計なお仕事を増やすことになりかねない。

先生にだって、家庭はありますからね。
共働き、パートナーが民間企業勤務、
ほぼワンオペっていう先生だっている。
ワークライフバランスを考えたら、
できるだけ頭を低くして、
余計なことが増えないようにそっとそっとやっていきたい、
という気持ちもわかります。すごくわかる。

先生だって考えてる。
今のこの状況で何が望ましいのか。
そして、誰も「これ」という結論が出せない。
みんな経験したことのない事態で、
これからどうなるかもわからないから。
だからこそ、
学校の方針の打ち出しを待って、
それに従うのが一番簡単、楽、というのは
絶対にあるんです。

そうじゃない方向性を積極的に打ち出したとき、
同じ考えの先生たちが
「手伝いますよ!」
「みんなでやりましょう!」とはならない。
学校(教育委員会)の方針に背く、というので及び腰。
余計な仕事が増える、というので及び腰。

当たり前です。そういう組織だから。

その中で、では、家庭はどうする?

これは各家庭が考えることです。
学校がこうだから、
担任がこうだから、じゃなくて、
一方的に「こうします」というよりは、
できるだけコミュニケーションはとったほうがいいとは思いますが。
最後は「自分たちで決めて、責任を持つ」という覚悟は
した方がいいと思います。

それができないなぁと思うなら、
「決まったことに従う」のもアリです。
他に考えなくちゃいけないことがいっぱいある、
というならなおのこと。
思考停止と言われても気にしない。

長い夏休み、子どもたちと出かけることもできず、
恒例の「実家天国」にも帰れず、
旅行もなし、娯楽イベントも自粛自粛で、
ようやく学校が始まる、というのに
「オンライン」「休校延長」と言われたら、
それは困る、という気持ちも理解できます。
仕事がなくたって、
自分の時間は確保したい。
逆に仕事があるから学童に預けることができた人は
子どもと離れる時間は、あった。
でも、働いてないということを理由に、
この暑い夏の間、子どもたちの面倒を
イライラしたり、怒鳴ったりしながら見てきた人こそ
ここらへんでちょっと休憩が必要だとも思います。

絶対正解、はありません。
絶対間違い、もありません。

朝令暮改も上等。
悩みながら決めて、
状況が変わったら、サクッと方針を転換して、
この事態が落ち着くまで
試行錯誤するしかないのかな、と思います。

・学校の方針に従わなくちゃいけないわけじゃない
・家庭で決める
・いったん決めても、それにこだわらず変えてもいい
・もう考えるのがしんどいから決められた通りでもいい

お子さんの気持ちもちゃんと聴き取って、
受け止めて、
「どうするか」を都度決めていけたらいいなあと思います。

先生たちだって一枚岩じゃない。
担任がちょっと苦い顔をしたとしても、
わかってくれている先生もちゃんといます。
どんなふうに結論を出したとしても、ね。