本を書いて、世の中に出している立場で、
「どの口が言うんだ?」という話ではありますが、
私が本に書いている内容は、
あくまでも「全体の傾向」と
「私個人の考え」です。

「あなた」のことを書いているわけではないんです。

もちろん、まったくの他人事というのではなく、
読んでくださった方がご自分の気持ちに寄せていただけるような、
そんな本を目指して書いています。
ご自身のことを振り返ったり、
混乱した頭の中を少し整理したり、
これからに向けて「こうしよう」というような
意欲というか、希望を持って頂けたら
とてもうれしいなぁと願っています。

もちろん、そのために子育てや孫育てについて
できるだけヒントになるようなことを盛り込みますが、
これは「あなた」のことではないんです。

ここが難しいところ。

もしお子さんやお孫さんが「発達障害かも?」と
心配なさって、
キーワードとして検索し
いくつか記事や情報を読むと、
次からパソコンをひらくたび、
スマホをひらくたび、
関連の情報が上がってきます。

「ああ、世の中の人はこんなに発達障害に関心があるんだ」
と思うかもしれない。でも

・・・・・・残念ながらそうではないです。

「この人はこういう問題に関心があるんだな」ということを
パソコンが判断して、関連情報が上に来るようにしてるんです。

試しに、自分の考えとは正反対のこと、
「コロナは病気じゃない」とか
「戦争大賛成!」とか入れて検索してみると、
いかに自分と正反対の意見を持っている人が多いか、
よくわかります。

ネットに書いてあったからこうしたら間違いない、とか
ネットに書いてあるから、こうするのが正しい、とか
そんなことはまずありえないです。

世の中には本当にいろんな人がいて、
いろんな考えがあって、
だから面白いし、
だから大変でもあるのですが、
自分はその中にいて、
一人の人間としてその「いろんな人」と
関係を結んでいく。
切り離していく。

大づかみで全体の傾向を見ることはとても大事ですが、
「最近は~の傾向が強い」というマスコミの報道すら、
それを裏付けてくれる人を探して、
わざわざ意図に沿うコメントしてもらって、
「そういう傾向を創り出している」という側面もあります。

「全体」と「わたし」を
区別して考えて行かないと、
「全体に合わせられない自分」に
必要以上に違和感を覚えてしまうし、
追い込まれてしまうこともあるんじゃないかなぁと、
そんなことを考えました。

個別のことについては、
私もご相談に乗っていますが、
「あなた」のことを第一に考えてくれる場所で、
整理していく必要があるんです。

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