Goran HorvatによるPixabayからの画像

もうすでに手配された方の気持ちに水を差すようで、
ちょっと母の日に寄せてアップするのははばかられた内容です。
ただ、「来年の母の日のために」ということで、
忘備録的に書いておきます。

今のコロナ禍で、
高齢者が生活する施設の職員さんたちは、
これまで以上に感染症対策に手をとられるようになり、
作業量がものすごく増えていると聞きます。

大阪や兵庫の例を持ち出すまでもなく、
一旦クラスターが発生してしまうと、
高齢者のいる施設は文字通り命取りになる。
たくさんの方が、なすすべなく亡くなってしまうという
悔やんでも悔やみきれない事態につながります。

そんな中、
母の日や父の日といったイベントの際に、
生花が大量に届くと、
さらに時間が圧迫されてしまうというのです。

その代表的なものが、
母の日のカーネーション。

個別に届くフラワーアレンジの水替え、
枯れたお花の始末。
鉢植えなど根が付いたものは
水やり、施肥、お日様に当てる、害虫対策など
大切にしようと思えば思うほど、
様々な手がかかるのだそうです。

入所者の方が、自分で世話をする力があればいいのですが、
そうでない場合、お世話は職員さんのお仕事。
今の状況で面会もできないご家族が、
せめてベッドサイドを明るく、と
届けてきたお花だからぞんざいに扱えない。
良心的な施設、良心的な職員さんほど、
この時期、お花のお世話にくたびれ果ててしまうとのこと。

私の母がもしまだ施設にいたら、
会いに行けない罪滅ぼしというか、
会えないすき間を埋めるために、
生花の贈り物を考えただろうと思ったので、
この施設の実情を知った時には
とても複雑な気持ちになりました。

今は自然な造花がありますし、
ケースに入っていれば、ホコリを払うのも比較的簡単。
場合によってはお花より家族の写真のほうが
喜ばれるかもしれない。
ちょっと工夫の余地はありそうですね。

こまめに面会に行ければ、
都度水替えや水やりもできるのですが、
なかなかそういうわけにもいきませんよね。
もし最初から最後まで面倒がみられないなら、
代わってみてくださる方いることも考えて、
事前に相談するというのはどうでしょうか。

もし「あ、お花を送っちゃった」という方は
わざわざお詫びすることでもないと思うので、
ついでの折にでも、
「余計なお手間をかけたとしたらごめんなさい。
次からは違うものにしますね」と
ひとこと、添えておくといいかもしれせんね。

相手の立場になって考えよう、って
よく言うけど、
そんなに簡単なことじゃないんだなあと
この年になってもあらためて
思い知らされたことでした。

いま、この状況であれば、
親御さんにお届けするプレゼントの費用で、
施設の職員さんたちに喜ばれるようなものを
考えて贈るのもいいんじゃないかな?
↑ これも要相談、だとは思いますが。

学校は確実に変わり始めています。
その先頭に近いところで
日々頑張っておられる先生が次々に登壇なさいます。
今週末、土曜、日曜の夜が最後です。
もちろん、全回参加する必要はありません。
お布団の中で耳だけ参加でも大丈夫(*^^)v
【偽善者フェス2】 ~カッコイイ先生の祭典!~
※主催者からのメッセージ「一回で元が取れる! 2回以上参加したら必ず得をする!というイベントです。ぜひご参加ください!」