昨日の投稿
子育てをひらくためにできること
では、
「自分からホンネで話してみよう」ということを書きました。

でも、これ、苦手な人は苦手ですよね?

今は誰も信じてくれませんが、
私はものすごい人見知りでした。
小さい頃は「あなたの声を聞いたことがない」
っていうくらい
話さない時期もあった。

緘黙(かんもく)ではないかと言われたことある。

まあ、今はその時の分を取り戻す勢いで話しています(^◇^;)

で、人に話しかけるのが苦手だった私が
さらに「私は~が苦手なの」なんて
自己開示しなさいと言われてできたかというと、
まあ無理でしたね。はい。

なので、人見知りの方のために、
もう一つ、ご提案。

「あ、この人すてきだな」と思ったら、
「すてきですね」と言ってみること。

お世辞を言ったり
相手におもねったり
することとは違います。

思った通りを口にすればいいんです。

「いつも元気そうですてきですね」
「いつもニコニコしててすてきですね」
「いつも颯爽としておられてすてきですね」

すてきな人は毎日100回「すてきですね」と
言われているに違いない。
だから私が言わなくてもいい。

もしくは、私なんかに「すてき」なんて言われても
きっとうれしくないに違いない。

これは思い込みです。
なぜなら、みんなそう思っているから、
誰もその人に「すてきですね」って言ってないんです。

その人は「すてきですね」と言われたことが
ほとんどないんです。

だから言われたら戸惑うけど、
でも、
ほめられたら誰でもうれしい。

さらに付け加えると
その「すてきな人」にも悩みはあります。

一歩踏み込んで「すてきですね」と声をかけてみたら
「そんなことないんですよ。いつも子どもを怒鳴ってばかりで
落ちこんでるんです~」なんて
相手がホンネをぶつけてきてくれるかもしれません。

これも、こちらから一歩踏み込んで、
「ひらいた」から起きる変化なんだと思います。

子育てが辛いなあと思うときには、
「隣の芝生が青く見える」ものです。

「あの人はすてきだからきっと幸せな子育てをしているに違いない」
「あの人はすてきだからきっと毎日楽しく生活しているに違いない」

それも自分の思い込みなんじゃないでしょうか?

子育てってそんなに甘くない。
日々自分の生き方や、価値観や、
体力や、精神力を試される日々は
どんな人にとっても「修行」です。

だからこそ、お互いにひらきあって、
少しでも流れをよくして、
「共感」っていう支えを手に入れていきたい。
そういうものだと思っています。