4月2日から声の配信を始めました。
・本を読むひまがない
・本を買うお金がない
・文字を読むのがしんどい
という方たちに届けたいと思って。
毎日忙しく「あ~つかれたなぁ」って泣きそうになる夜、
5分くらい聞いたら元気になれる
音声があればいいなぁって思って。
絶対に嫌なことは言わない。
聞いて気持ちよくなることしか言わない。
そう決めて、テスト配信を含め
7回の配信をしました。
最新回はこちらです!
編集とかできないし、
噛んでも、詰まっても、
基本そのままで配信しています。
・まだまだよそいき
・気取ってる
・声がきれいすぎる←なにがアカンねん!?(笑)
というご不満も届いていますが、
まあそのうちに地が出てくると思います。
私が30数年前に本を書き始めたのは、
子育ての理想と現実があまりにも違ったからです。
私は母一人子一人の貧困家庭で育ちました。
母は早朝から夜中まで、水商売をして、
別れた父の借金を返しながら、ずっと働きづめ。
だから、自分は仕事なんかしないで、
ゆっくり子どもと向き合いたい、
お父さんも一緒に、仲良く子育てしたい。
そう思っていたのに、
現実は違った。
早朝から夜中まで不在の夫。
核家族で誰も知り合いがいない、
郊外のアパートで子どもと向き合う時間。
大人と話したい。
仕事もしたい。
人に会いたい。
美容院に行きたい。
映画も見たい。
本も読みたい。
何にもできない……
自分で自分をがんじがらめにしておいて、
子どもさえいなければ、と
思っては、必死で打ち消す。
でも、つい思っちゃう。
こんなはずじゃなかった……
だからこそ、子どもを持ったからこそできることがしたかった。
バブル期の、ハイヒールでさっそうと都会を歩く私じゃなく、
おしっことうんちとよだれにまみれながら、
それでも「今しかできないこと」を探していきたかった。
それが「あなたを生んでよかった!」につながると信じて。
私が子どもたちに伝えたかったのは、
昔も、今もこれだけです。
「あなたを生んでよかった!」
そして、子育てを「お母さんだけ」が抱えなくちゃいけない現実を
変えたかった。
安心して子育てできる世の中。
一旦最前線から退いても、子どもが少し大きくなったら
いつでも戻れる職場。
お母さんと共にパートナーが子育てを担える環境。
世の中の人が、子育て中のママにやさしくしてくれる雰囲気。
世の中を変えたい!と思って、
必死にあがいたけど、
30年たっても何も変わってない。
自分の無力さに腹が立ち。
もういいや、って投げやりになり
でも、コロナがあって、
もう一回だけ、
死んじゃう前にできることをやりたいって
思うようになった。
あの頃の私に、
焦って、未来を見失い、
足元さえ危うくしていた私に、
一日5分のメッセージを届けたいと思いながら
話しています。
たった7回の配信で、
のべ200人を超える人が聞いてくれた。
そのことがありがたい。
ゆっくりゆっくり、
コンテンツを増やしていきたいです。
もしお聞きになって「よかった」と思われたら、
ぜひ身近な方にご紹介ください。
よろしくお願いいたします。