新型コロナの影響で、外に気軽に出られなくなり、
人が集まる企画はなくなり、
オンラインが中心になってきました。

これは私にとってはありがたいことで、
家に居ながらにして
いろいろなセミナーに参加できるというので、
大いに刺激を受けています。

で、改めて自分の不勉強とか、
時代について行けてない状況があらわになり、
いろいろと焦ってしまうことも多いのです。

セミナーの中で当然知っている物として語られる内容に
全然追いついていけなくて、
オンラインセミナーに出ながら、
そのPCやスマホでキーワードを検索するとか、
しょっちゅうです。

特に最近は子育て-教育-福祉 なんて分野を
行き来しながら拝聴することが多いので、
それぞれの分野での「当然の略語」が
すっと頭に入ってこなくて、あわわ、となります。

たとえば
ICTは information and communication technology
これまでは
IT=Information Technologyでしたが
最近はICTの方がメインに使われているようです。

あと、よく聞くのがGIGAスクールという言葉
これもわかりにくい。
global and innovation gateway for all の略ですが、
~の略って言われても、そこもよくわからない。
globalは世界的な、とか地球規模の、とか
innovationは改革とか革新とか、
gatewayは入口とか関門など。

つまり世界的な全ての人に対する入口の革新

何がつまり? なんのこっちゃ?

ざっくり言うと、地球のどこにいても、
知識や学びへの入口が開いている状態にしよう!って感じじゃないかな。
コンピューターなど端末と、高速のインターネットがあれば、
世界中と瞬時につながれる。
どこにいても、学べる。学びを深めることができる。
そういう理想、構想を語るときに使われています。

発達の世界では SSTってよく言われる。
これはSocial Skills Trainingの略。
社会生活技能訓練 なんて訳されることもある。
同様にCBTっていうのもよく聞くもので
Cognitive behavioral therapy 
これは認知行動療法って訳される。
ほかにも
コーチング(coaching)、
アサーショントレーニング(assertion training)などなど

略語が飛び交う中で、
なんかもう置いてきぼりになっちゃったような、
そんな感覚を持つことも少なくない。

昔、芸能界の人が「ザギンでシースー」なんて
仲間内で言ってたみたいに、
その集団の中でしか通じないような、
または、ある一定の層の中でしか通じないような、
そんな略語は、
仲間内の一体感をもたらすと共に、
そうじゃない人には疎外感を与えかねない。

特に「みんなの」ものじゃなくちゃいけない
「教育」「福祉」「子育て」の分野では、
極力こういう略語は
使わない方がいいよなあ、と
ごまめの歯ぎしり、
負け犬の遠吠えをしておきます。

と同時に、自分への戒めとしても・・・・・・

インスタもやってます
インスタもやってます