アラカンだけど、
そこまで頭硬いほうでもないと思う
でも、自分がやってきたことについては、
どうも固定観念が貼り付いてる

そんなの当たり前でしょ?って
鼻先をツンと上げて言いたくなるようなこと。

今回、それをぶち破ってくれる
できごとがありました。

本の出版!

私は30代のころからこれまでに
20冊以上の本を出してきましたが、
ほとんどが出版社から「本を出しませんか?」と言われて、
書いてきたもの。

もちろん、雑談の中で
「最近こんなことが気になってて、まとめたいんですよね」と
お伝えして本という形になることもありましたが、
まず出版社ありき、のお話だった。

でも、この本は違う

若い世代に伝えたいことがある!
いや
自分が子どもの頃にこんな本があったらよかったのに!

というのが始まり

そして、どんな本にしたいかを
執筆者の三人が頭と心を本気で寄せ合って考える。
構成していく。
手伝いたいという人が一人、また一人と現れる。

そして、資金は
クラウドファンディングを立ち上げて、
広く募る。

出版社ありき。
出版ありき。
ではない。

そんな本が形になって、手元に届いた。
行間から熱意がにじみ出てくるような感じ。

私が初めて世に出した本は
私を含めた三人の若い母親たちで
手探りで作ったものだった。

その後、出版社からお話があって、
「お母さんたちが作る、お母さんのためのガイド本を!」
立ち上げたプロジェクトには
数十人のお母さんたちが関わった。

まだベビーカーを使っていた2歳の娘と、
息子が幼稚園に行っている限られた数時間で
23区内あちこちの公共施設の会議室を使い、
集まって、話して、組み立てて……

阿鼻叫喚の会議室の中で揉んで、揉んで、
生まれた本が書店に並んだ時、
行く先々で書店をのぞいては、
誰彼なしに「これ、私たちの本なんです!」って
言いたい衝動をこらえるのに必死だった。

そんな思いがぐわわわんとよみがえってきて、
体の中で無数のミミズみたいな虫が
動き出すような感じがした。

まあ、そんな本が世の中に出たのです。

実際の発売は年末になりますが、
Amazonでは予約が始まっています。
特に思春期のお子さんのいらっしゃる方、
思春期のお子さんに関わる機会が多い方は
是非手に取ってみてください。

ここのところずっと考えていることなんだけど、
「生きる主体としての自分」
ちゃんと確立するのが教育じゃないか。

もちろん、
子育ての中でそれを伝えていけたらいい。

でも、親は子どもに対してフラットではいられないから。
余分な期待をしたり、
余分な絶望をしたり、
余分な義務感を抱いてしまって、
どうしても関係がゆがんでしまうことがある。

特に思春期にはそれは避けられない。
そして、それはそれでいいって思ってる。

そんな時に、周囲にいる大人たちが
「主体として生きていいんだ」
「親の期待じゃなく、社会の評価のためじゃなく、
自分が楽しいって思える、自分の人生を送っていいんだ」って
しっかり伝えてあげてほしい。
そういう世の中であり、教育であってほしい。

私もそういう大人としての他人でありたい。

そんな気持ちに共感してくださる方には、
是非是非おすすめでございます(*^^)v

小さい字で書いておきますが、
私の本もどうぞよろしくです(^-^;

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