ちょっと今日の投稿はデリケートなところに踏み込みます。
嫌だなって思ったら、そこで閉じちゃってくださいね。

というところで・・・・・・

今日のテーマは「不倫」

「恋はするものじゃなく、墜ちるものよ」って
大人の恋愛小説の中にあったセリフです。
恋は意図してするものじゃなくて
気付いたら墜ちてる。
だからみんな悩むし、苦しむし
こじれると始末に負えない。

それは結婚してても、
子育てしてても、
介護生活してても、
突然やってくる。

まあ、人生には「そういう時期」というものがあるようで、
30~40代の頃は本当によく相談されました。

一時流行語になった「有夫恋」ってやつです。
※知らない人はググってください
ここでは個別の相談の詳細は省きますが、
でもまあ、本当に千差万別。

100人いたら100通りの恋があるんですよね。

私、基本的に口は堅いです。
何でもぽいぽいしゃべっちゃうように見えるかもしれないけど、
これは言っちゃいけないということは言いません。
仕事柄、と言うこともあると思います。
お子さんやご夫婦間、ご家族の間の、
けっこうシリアスな相談も受けるので、
「軽々しく人に言わない」は絶対の鉄則。
本に実例として書く時にも、
個人の特定につながらないように、
すごく細かく変更して書きます。

だから、相談しやすいのか、
40代は不倫の相談が降り注いでくる10年だった(T_T)
私も最初はかなり親身に相談に乗っていたのですが、
途中から「ごめん。その先は聞かない」と
シャットアウトさせていただくことも多かったです。

特に、不倫であっても幸せな段階の場合は。
誰にでものろけるわけにはいかないから、
私ならまあ間違いないかなあと、
「のろける相手に選ばれてる」と、そんな感じを受けたので。
私も暇じゃないから、それには付き合っていられない。
この友だちは失うかもな、と思いながら、
はっきり断ってきました。

でも、本当に、多かった!
「まあ、そうだろうね」という人から、
「まさか! あの人が!?」という人まで、
お相手もさまざま。状況もさまざま。

で、今のことなんですが、
俳優さんとか女優さんが
不倫とか、なんかそういうので
バタバタ一線から追われてる。
CMは降板。ドラマも降板。

わからなくはないんですよ。
お客様は神様、の業界からしたら、
よくないイメージの人を使ってられないとか。

でも、皆さんだってパッとみわたしてみたら、
周囲に不倫してる人なんてゴロゴロいるだろうし、
自分だって、今をときめく俳優さんや女優さんからお誘い受けたら、
絶対に断固として断る! っていう自信だって……。
どうなの? ある?

40代の子育てと仕事にまみれていた私は、
すてきな人から声かけられたら、
絶対に素直にお誘いに乗ったなあ(^-^;
まあ、そんなに魅力的な女性でもなかったので、
お誘いはありませんでしたけどもorz

だいたいからして、
芸能界などで、人の前に出る仕事をしたいという動機の一つに
「もてたい」もあるんじゃない? 特に若い人は。
そうやって「もてたい」から成功して「もてる」になった時、
そりゃ、その状況を楽しみたいと思うんですよね。
そのぐらい意欲的だから、人前に立って、演技して、
やっていけるんだとも思う。

女性の中には、
わざわざ奥さんがいる人を狙ってお付き合いしていた人も少なくないです。
「絶対に奥さんと別れるって言わないから、楽しむのには最適!」なんて、
純粋にラブアフェアを満喫してた人もいる。
「人の物を盗るスリルがたまらない!」って女の子もいた。

この際正しいかどうかは置いといて、
需要と供給
求められて与える
その時のめぐりあわせもある。

だから、「不倫」って誰にでも起こりうること
なんじゃないかと思う。
ちょっとしたタイミング、
ちょっとした心の隙
それが「不倫」につながる。

不倫したからって、
他人が責めることなんてできないと思う。
ぎゃーぎゃー言ってる人も、
アナタ、そんなに清廉潔白なんですか? っていう
ちょっと皮肉っぽい感覚もある。

そういうことって、おうちの中のお話。
ドアを閉めて、その中で行われること。
当事者同士で解決すればいいこと。
それを他人がうんぬんするバカらしさ、って
あるんじゃないですか?

そういう影、毒の部分が、
その人の魅力を醸し出すこともある。
特に芸能関係では。

清廉潔白じゃないとテレビに出れないとしたら、
それはすごく面白くないものになると思う。

簡単に不倫のめんどくさいところにおっこっていっちゃう、
人間の弱さこそ、芸術の糧なんじゃない? なんちゃって。

せっかくの才能が、
不倫ごときで潰されちゃうのは、
本当にもったいないなぁって、
そう思うんですけど。甘い?

不倫は悪、ダメ、赦されない、人でなし!
っていうところから、
ちょっと離れてみないと、
みんながつらくなるんじゃないかなぁ。

話は変わりますが、
私たち夫婦は先週の土曜日、10月10日に
38回目の結婚記念日を迎えました。

38回目の結婚記念日まで、
山坂がなかったなんて、
そんなはずありません。
でも、なんとなく、
周囲の人の助けを借りながら、
ここまでやってきたんです。

「いいご夫婦ね」って言われるけど、
そんなに甘くはないです。人生。

でも、今一緒にいられてよかったね、と
言い合える状況にいるのは、
まあ、幸せなのかなぁと思っています。

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