いやーびっくりした。
今回初めて知ったこと。
「京都~大原 三千院♪」という歌のタイトルが
「女ひとり」だってこと。
しかも永六輔作詞、いずみたく作曲、歌・デューク・エイセス
1965年の歌だって。私、4歳だ。

この歌は大ヒットしたから、もちろん知ってたし、
学校休んでは京都に行ってたので、
大原にはぜひ行きたいと思ってた。
でも、京都市内から大原までは一本道で、
いつも渋滞してる。
たどり着いても人込みがすごくて、
のんびりもゆったりもできない場所、という刷り込みも強かった。

で、今回。
諸外国からの観光客を乗せた大型バスは来ない。
たぶん空いてる。
ということで、ねこさんと私たち夫婦は大原に。

途中の「八瀬」という地名を見て
「八瀬のかま風呂」に行った日のことを思い出した。
まだ祖母も健在で、母と、誰かなぁ? 
誰か車に乗せていってくれたような気がする。
今調べたらまだかま風呂はあるようなので、
行ってみてもよかったかなぁ?

そして、ほとんど渋滞もなく、
車は大原の里に到着。
三千院に近いところから満車になるので、
混雑時はずっと離れた場所に車をとめていくのだろうけど、
今回は一番近いところの駐車場を利用。
お疲れのとどさんは「歩くのはイヤダ」と
車の中で待機。

ねこさんと私、
ゆっくりと石段を上がっていきました。

ここからはギャラリーでお送りします(笑)
このシリーズのトップ画像も三千院です。

とにかく静かで、人が少なくて、どの写真にも人が映り込まない。
40年来あこがれてきたけど、
こんな三千院、今しかないと思う。

そして、この三千院に出会うために、
40年以上我慢してきたんじゃないかと思えるくらい。
言葉にならない、心の芯にぐん、と沁みるような時間でした。
ねこさんと二人、ただ溜息つきながら歩いていたような気がする。

ただ、満を持して引いたおみくじは
「凶」

しかも、この下はないだろうというくらい、
悪いことしか書いてない(T_T)
添えられている絵も、
おどろおどろしいくらい最悪。
これも人生初めての経験。
アラカンになっても初めてはいっぱいあるね~。

そっとお納めしてきました。

ねこさんはここで初の御朱印帳を授かり、
御朱印あつめの旅を開始。
一つの区切りとして、いいかもね。

この後、車で静かに休憩していたとどさんと合流し、
しば漬けや地元のドレッシング、お饅頭など購入して
一路ホテルに。
ホテルでは、また思ってもなかった再会が待っています。

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