昨日は娘のお誕生日。
娘婿は先々週中国に単身で戻り、
二週間の隔離期間中。

一人と一匹ですごす誕生日もどうかなぁということで、
娘の意向も聞き、約一時間離れた住まいに向かい、
ランチ→ショッピング→おやつタイム を一緒に過ごしてきました。

今年初のかき氷

関東では雨風もそれほどではなく、
夕陽も美しくて、
忘れてしまいそうでしたが、
大きな台風が来ています。

外出している間も刻一刻と動く台風の位置
被害の情報に耳を傾けて、
子どもの頃の台風の日を思い出していました。

祖母・母・私の女所帯のわが家には、
近所に住む伯父が雨戸の補強に来てくれて、
ゴム引きの重たい雨合羽に身を包んで、
梯子と板切れ片手に家を一周し、
木の雨戸にバッテンに板を打ってくれました。

ここからは家の中が真っ暗になるので、
朝だろうがお昼だろうが電気をつけ、
また、昔は簡単に停電したので、
電気が止まったらろうそく生活。

祖母と母が張り切って握ったおむすびが
ちゃぶ台に並んで、
ポットにお茶も入って、
なんだか夜のピクニックをしているような
そんなウキウキ感もあったように思います。

大人たちは、きっと不安だったんでしょうね。
守られる立場と、守る立場では、
見える風景が全然違ったのでしょう。

インフラも住宅事情もよくなって、
台風で停電なんてもうなくなるのかと思いましたが、
そんなことはないですね。
夜が明けたから少しマシかもしれませんが、
夜中の停電、雨風の音と揺れる家に、
真っ暗な中で、
眠れない夜を過ごされた方もたくさんいらっしゃると思います。

関東もひとごとではなく、
一昨年の台風では地震のように揺れる家の中で
本当に怖い思いをしました。
こんな夜を過ごすなら、避難すればよかったと思いましたが、
今年はコロナの問題もあり、避難も難しいですよね。

ただ、命を守るというのが最優先ですから、
家を守ることにこだわらず、また畑や川の様子などは
絶対に見に行かず、
通り過ぎるのを待ってください。
この自然の脅威とは戦えません。

被害の全容はまだ見えませんが、
大きな被害がないようにとお祈りしています。

目的の一つは左側に見えるこの子のケージを組み立てるためでした(^-^;

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