今日は、「もう少し子どもを頼ってもいいんじゃないか?」ということについて
書いてみようと思います。

在宅の仕事における子どもの存在って、
・面倒見なくてはいけない
・おとなしくさせなくてはいけない
というふうに、大人が「~しなくてはいけない」存在に思えます。
実際そういう面はてんこもりにある。

でも、子どもっていうか、人間って、
誰かの役に立ちたいという気持ちも
強く持っているんじゃないでしょうか?

だから、「助けて」と言ってみる。
「手伝って」と言ってみる。

カンペキにはできません。
でも、新入社員だってそうだ。
「あれやっといて」で、できる大人も珍しい。

一つひとつ手順を説明して、
こうなったらカンペキ!というのも見せて、
でも、カンペキじゃなくてもやってくれたらとても助かる、
というところもはっきり伝えて、
とにかく機会を作る。

小さなことから。

文字が読めたらメモは作れるし、
この機会だから、自分のおもちゃを整理して、
収納場所を決めて、
ラベリングする、とかならできそう。
不要なものはメルカリなんかに出して、
売れたらお小遣いにしてあげる。

今の季節なららっきょうの皮むきとか、
サンショの軸とりとか、
細かくて根気のいる作業もお任せしてみる。
※こういうののいいところは、そこからしばら~くの間、
食べるたびに●●ちゃんが作ったんだよね、と言えるところ。

子どもならではの視点で、
細かいところの掃除をしてもらうとか、
電子レンジの使い方がわかると、
調理の補助をしてもらえるし、
手洗いのやり方がわかったら、
汚れのひどい靴下とか、
逆にそっと洗いたいおしゃれ着など
おまかせしてみる。

仕事で出た書類をシュレッダーにかけてもらうとか
なんなら手でびりびりに千切る手動シュレッダーでもよし。
プリントアウトしたもののホチキス止めは子どもの仕事、
にしてもいい。呼んだら喜んで飛んできてくれるはず。

「のどがかわいたから冷蔵庫からジュース入れてきて」
というお願いにも応えてくれる。

もう少し上の年齢なら、もっと手伝ってもらえることの範囲は広がります。

会社に行っていたら、
なかなか「お手伝いを教える」時間はとれない。
大人がやった方が早いし、
子どもは子どもで夕方から夜にかけては
やりたいこと、やらなきゃいけないこと、
たくさんあるし。

この在宅の機会は、
そういう「役に立つ自分」を
子どもが実感できるチャンスにも変えられる。
そして、これからも、
「自分に何かできることはないか」という視点を持って
おうちで暮すことにもなる。

もうそろそろ在宅も、保育園の休園も、
先が見えてきたところ。
この週末にでも、何か一つ、
お子さんに「ありがとう。助かったわ」と
言えるようなこと、やってもらう機会作ってみませんか?

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