ベンメリア遺跡をあとにして、
私たちが向かったのは街道沿いのレストラン。
ここも、素直に連れて行ってもらえば、
ガイドさんとドライバーさんは無料でランチにありつけます。
だから、「ガイドさんたちもいっしょにいかが?」という
お誘いは無用のようです。

最盛期には人でごった返すだろう大きくてきれいなレストランでしたが、
最初にお店に入ったらお客は私たちだけ。
沢山いる店員さんに囲まれるように食事をしました。
本当にヒマなんですね。今はもっと、でしょう。
つぶれちゃうよね。

お店の外には簡易な東屋のようなものがあって、
ハンモックがずらりと並んでいました。
食後は自由に使っていいよ、休憩してね、
ということでしたが、私たちはパス。
午後の予定があったので、先を急ぎます。

そして、帰り道、とても珍しい物を見せてもらいました。

それはカシューナッツ畑。
私、チョコの次に好きなのがカシューナッツ。
ナッツとして食べるのも好きですが、
お料理に入っているのも大好きです。

それなのに、カシューナッツの畑は見たことがなかった。
カンボジアは世界でも有数のカシューナッツの産地。
大きな収入源でもあります。

カシューナッツ畑。収穫期に入ってました
柵などは一切なし。見張りもなし。のどか
ドライバーのコサールさん 手に持っているのがカシューナッツの実

余談ですが、このコサールさんは本当にいいドライバーさんでした。
安全運転で、気配りがあって、ニコニコしていて。

こんな感じでなっています。
ぐいぐい畑の中に入っていくガイドのシナットさん
赤く熟れて大きいのを持ってきてくれました
1つや2つならいいんですよ、って。ほんと?

おなじみのカシューナッツの実は先端のところ。
でも、赤い部分も食べられるとのこと。
ただ、ほとんど日持ちがしないので、
農家の方は先端だけを収穫して、
赤いところは取らないのだそうです。
小さい頃のシナットさんたちのオヤツは、
この赤いところ。よく食べたって。

帰路立ち寄ったお土産屋さんで、
切ってもらって食べました。

お味は洋なしとリンゴの中間くらい。
甘くてしゃりしゃりしてた。
でも、かなり精が強いらしくて、
喉がいがいがになったり、
口の中がかゆくなったりするそうです。

私は息子がリンゴアレルギーなので、
おそるおそる頂きましたが、
くみこちゃんたちは割としっかり食べて、
それでもなんでもなかったらしいです。
なら、もうちょっと食べればよかったかな?

街のスーパーでひっそり売ってた。2ドルくらい

帰り道に寄ってもらったお土産やさんは
ラッキーショップ
あとで詳しく説明しますが、
日本の方が経営しているところです。

ガイドのシナットさんのピアスがとてもすてきで、
くみこちゃんが「カンボジアのものですか?」と聞いたら、
そうですよ、ご案内しますよ、と連れて行かれた。
案内してもらった。

カンボジアは宝石の産地でもあるそうです。

で、くみこちゃんはピアスを、
私は指輪を、
それぞれのパートナーに買ってもらいました。
指輪を買ってもらうなんて、
結婚指輪以来。
そして、婚約指輪は「どうせつけないからいらない」と
もらわなかったので、石が付いたのは初めて。
ルビーは私の誕生石です。
すぐにサイズを調整してくれて、ホテルに届けてくれました。

ハートのケースが恥ずかしい(^0^;)
手がきれいじゃないけど 

指輪がほしい! という気持ちはもちろんあったけど、
ここで「買う」と思ったのは、
このお店を応援したいと思ったからでした。
そのことについてはべつに詳しく書こうと思います。

そして、盛りだくさんな一日の後半の後半は
初日に満月で立ち入り禁止だった、
アンコール・ワットの第三回廊へ。

観光チケットがこの日しか使えなかったので、
ドライバーさんに追加料金を支払い、
無理矢理スケジュールしてもらいました。
シナットさんは追加料金なしでいいですよ、って。

まだ続きます。

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