一昨日から続いているシリーズ。3回目。

赤ちゃんも、犬も、おとなも、
「さわってもいいですか」と聞いて、
「いいですよ」と言われないのに、
触っちゃダメだよね、というお話し。

あまりにもかわいくて、
思わず触っちゃう、
っていう気持ちもわかりつつ、
そこはやはりひと言あるといいんじゃないかな、
と思います。と書きました。

じゃあ、
私が赤ちゃんを連れて歩いていて、
善意のどなたかから
「触ってもいいですか」と聞かれて
「いやです」と言えるかな?というところ。

どう見ても相手が危害を加えてくるとは思えない、
でも、状況によって、こちらの精神状態によって、
今日は、今は、嫌だな、と思ったとしても
「いやです」はなかなか言いにくいんじゃないかなぁ。

そこはもう、共感力とか、察する力とか、
そういう部分のお話になりますよね。

「さわってもいいですか?」と聞いたときの
相手の様子をちゃんと見ること、
「いいですよ」と即答しないときには、
ちょっといやなのかもね、と考えるとかね。

そして、それはどれだけ相手を尊重できるか、
という話なのかなぁ。

私が、ではなく、
アナタが、でもなく、
私とアナタの間の問題。
あ、これをコミュニケーションっていうのか。

でも、これって当事者同士の話だけじゃないとも思う。
この投稿で言えば、その周りにいた人たちが、
何かフォローできなかったかな、と
そういうことも考えました。

お節介する人がいて、
「まだ外に出たばかりの赤ちゃんだから、
知らない人に触られるとびっくりしちゃうかもね」なんて、
さりげなくその高齢女性を遠ざけてあげられたら
また違ったのかな?

そういう意味でも、
やはり子育ては開かれていてほしいし、
「みんなで見守る」
「みんなで育てる」
ものであってほしい。

まだまだ考えて行きたいところです。