男女同権だ、というので
女子社員によるお茶くみが廃止され、
職場にはコーヒーサーバーが来て、
だれでも好きな時にコーヒーやお茶が飲めるようになり、
みんな「お茶くみ当番」から解放されました。

※リーマンショック以降、このサーバーのコーヒーが有料化されたところも(~_~;)

ご存じない方もいらっしゃるでしょうが、
昔の職場には「お茶くみ当番」というのがあって、
当番に当たった「女子社員」が早めに出勤。
みんなのデスクをキレイに拭き上げて、
「課長は濃いめブラック」「ヤマダさんはアメリカン」
「タナカさんはほうじ茶」みたいに
非常に細やかに「朝のお茶」「食後のお茶」「三時のお茶」を
提供するという使命があったのです。

誰がどのタイプのお茶が好みかは、
先輩社員から厳格に伝承されていくのです。
そして、異動してきた方にはまず
「朝昼午後のお茶の好み」を聞くことになるわけです。

こんなめんどくさいこと、
なんで私たちがやるのよ!?

というのは当然の疑問で、
女子だからという理由だけで、
仕事を中断してまでお茶をいれて配るなんて
ナンセンスだと私も思います。

※嫌いな上司の湯飲みに雑巾を絞った汁を垂らす、という報復行為が報告されたことも(~_~;)

で、最近になって何が起きたかというと、
みんなお茶のいれ方がわからない。
来客があっても、
コーヒーの出し方もわからない。
いちいちネットで
「来客へのお茶の出し方」を調べてお出ししてる、
という現象が生まれております。

そんな皆さんに朗報!

あのコクヨさんが職場向けにデリバリーしている
「おもてなし珈琲」裏面には、
お茶出しのマナーが載っています。

これ

ジュニアマナーズ協会、田中代表理事監修です!

申し添えておきますが、
このおいしい珈琲を入れてお届けするお役目は、
女性限定ではありませんよ。
男性のみなさんもぜひトライしてみてください(*^^)v

私の近著です。図書館にリクエストしてくださると
とてもうれしいです!