普段は更新をお休みしている土日、
「選挙に行こうよ」という投稿をしました。

私は予定があったので、
先週木曜日に期日前投票を済ませました。

私が何か書いたからといって
劇的に投票率が上がるとは思わないけれど、
そういう人が一人でも多くいると、
小さな影響力にはなるかしら?と。

でも、結果はワースト記録に並ぶ投票率。

民主主義をうたう国で、
国政選挙の投票率が50%、もしくは
それを切るって・・・・・・(T_T)

これってひとえに政府の責任だし、
教育の責任です。

選挙権を18歳に繰り下げるときに、
選挙がどういうものか、
選挙権がどういうものか、
きちんと教えもせずに、
投票権だけ与えるのか?と
はなはだ疑問でした。

民主主義の国の政府として、
それを担う人の教育には、
国民の権利、義務としての投票ってことを
繰り返し繰り返したたき込むくらいの
がんばりを見せて欲しい。

文科省がどうでも、
指導要領がどうでも、
現場の先生には頑張って欲しい。

今回焦点のひとつになっている
憲法改正についても、
その持つ意味、
何を目指して改憲しようとしているのか、
きちんと判断できるような材料を提供し、
一人ひとりが判断して、
それを投票に反映させないと・・・・・・。

気が付いたら、憲法が変わっていて、
「え? そういう意味だったの?」って
そうなってからではもう遅いです。

憲法改正に向けて、
選挙権が18歳以上になり、
そして、国民の過半数ではなくて、
投票した人の過半数が「賛成」だったら、
憲法は変わることになりました。

最初は有権者の過半数の賛成が必要ではないか、
ということも議論されましたが、
投票した有効票の過半数、で決まることになりました。

これも国会で議論されて、
法律になったんです。
私たちが選んだ政府が、
決めたんです。

今回のように50%に満たない投票率だったら、
有権者の1/4以上が賛成したら、
憲法は変わります。

ざっくり言うと、
四人家族のうち一人が
「うちは他の家と交流を断ちます。
反対するよその家があったら、
ケンカします」と言ったら、
そうなる、ということ。

そこまでしないと思ってた
特に何も言わなくても近所づきあいは続くと思ってた、
と言っても、「ちゃんと言わないと」
反映されないんです。

政治的なことは、それぞれの立場もあり、
とてもデリケートな話題でもあるので、
ここで触れるのは避けています。
これは個人で活動している私の
自己防衛でもあるんですが、
今回はあえて書きました。

本当にこれでいいの?
流されて、
何かあったら、
海外に移住すればいいや、
って思っているとしたら、
そんなに甘くないですよ。

もし、なにかあったら、
日本は島国だから、
国から出ることすら難しくなります。
今みたいに、
「最強のパスポート」って言われて、
自由にほとんどの国と行き来できる状況が、
ずっと続くかどうかなんて、
わからないです。

私がここになんか書いたから、
大きな変化が起きるとは思わないけれど、
今朝はあまりにもどんよりしたので、
あえて書きました。

ご意見あれば、
コメントでも、フォームでも、
どうぞお寄せくださいませ。