続けてきたことを
どのタイミングでやめさせるの? というところ

あくまでもわが家の場合ですが
一度始めたことを
なんとなく疲れた、
やる気にならない、
もうやりたくない、
となったとき、
まずはゆっくり話を聞いて、
緊急性がないと判断したら、
ちょっとだけ先の期限を設けることにしていました。

息子がずっと続けてきたスポーツをやめたい、と言ったのは
つらい夏合宿の後でした。
小学校3年生から6年生まで、
結局毎年「やめたい」と言っていたような気がします。

そしてそのたびに私たちは
「この年度の終わりまでやってみたら?」と提案しました。
これも毎回(~_~;)

つらい合宿の成果が試される秋の大会で、
実際に試合をしてみたら、
合宿の成果も実感できるかもしれないし、
試合をすることの楽しみも感じられるかもしれない
そして、毎年三月の修了式が一つの区切りになり、
「修了証」を頂いて、
ひとつのけじめをつけてやめる、ということも
大切なのではないかと、
まだまだ若かった両親が考えたことでした。

そして結果的に、
彼は毎年修了式まで頑張り、
「ここで区切りがついたからやめる?」と聞くと
「あと1年だけやってみたい」となり、
それが繰り返された、ということです。

あまり遠いところの目標ではなく、
比較的近いところで、
無理のない範囲の目標設定をして、
達成感を持って「やめる」

前向きに「やめる」というやり方の
一つのご提案です。