最近、身近な場所がニュースの中心になることが多くて、
心がざわざわしてしまいます。

こうしてみると、
私たちの「平穏な日常」なんて、
ほんとうに紙一重のところにあるんだなぁ。

この危うい「平穏な日常」は
簡単に根こそぎもっていかれるし
一度壊れてしまうと、
復旧にはものすごい手間も時間もかかる。
取り返しのつかないこともある。

電車は時間通りにきて当たり前と思い込み
数分遅れただけで、
「ちっ」となっちゃうとか、
我ながら小さい小さい、と思わざるを得ません。

ひとたび大きなアクシデントがあれば、
数日にわたり、運休しちゃうこともあるっておもうと、
数分の遅延など
ほんと、ちんまりしたことなんだなぁと思います。

さて、その日常の基盤が大きく揺らぎそうな香港。

ものすごい数の人々がデモに参加し、
おおきなうねりが生まれています。
中国政府も知らん顔はできなくなって、
各国(主にアメリカ?)の顔色をみながら、
どこまで譲るか駆け引きを繰り返している感じ。

事実上の撤回が決まった今も、
「完全撤回」を求めて、
大きなデモが計画されているとのことです。

翻って、
今日本で起きていること、
大きな変化が起りそうなことについて、
私たちはどの程度わかっているのかなぁ。

知らされているのかなぁ

「平穏な日常」に隠れて、
いや、隠されて、
大きな変化がするすると進んで行ってしまうとしたら、
それはとても怖いことですね。

どこをどう見たら、
隠されている事実が透けて見えるのか、
「平和だ」「中流だ」と言われて育ってきた
昭和世代には、その方法も見えてきません。
今の若い人たちは、インターネットという手段で、
世界を見ることができているのかしら?
世界と自分のつながりを感じることができているのかしら?