不登校って、本人はもちろんのこと、
そばにいる親御さんもつらい。

そして、その親世代となる、祖父母世代もつらい。

本当は祖父母世代が「なんとかなるわよ~!」
「大丈夫! ちょっと休憩させてやろう!」と
おおらかにサポートしてあげられるといいのだけれど、
祖父母世代は祖父母世代なりに不安に思い、
それが身内の親しさで親御さんにダイレクトに出ちゃう。

「ねえ、このままでいいの?」
「アナタが甘やかしたからじゃないの?」
「学校の先生はなんと言ってるの?」
「朝は起こした方がいいんじゃない?」
などなど

不安とアドバイスをいっしょくたにして、
親御さんにぶつけてしまうことになる。

そして、ただでさえ、不安でつらい気持ちを
逆なでするようなことになってしまう。

親世代と祖父母世代が力を合わせて支え合って行きたいところなのに、
行き違い、対立しあって、さらにお子さんにストレスになってしまう、
という事態も起きてしまいます。

今日薬を飲んだら、明日には熱が下がり、
発疹もすっかりキレイになっていますよ!
なんて魔法みたいなことは起きないのが不登校。

祖父母世代は孫の何倍もの時間を生きてきた実績を持っています。
親世代より、ずっといろいろいな経験をし、
たくさんの人生を見てきたはず。

どんなつらい状況でも、
時の力を借りて、
周りの人の助けも借りて、
希望を捨てないことが大事。
そうすれば、
少しずつ、少しずつ、
前に向かって歩いて行けるし、
振り返って
「ああ、よくがんばったなぁ」と思える日が来る。

それをご自身の経験からも、よく知っているはず。

わが子、わが孫のことになると、
我が身に起きたことのように不安に思い、
焦りを感じてしまうのは
当たり前ですが、
ここはひとつガマン。

それは子世代に任せてしまって、
少し離れたところから
「未来はあるよ」
「きっと生きていればいいことがあるんだよ」という
経験から得た確信を伝えてあげてほしいなぁと思います。

8月11日 横浜駅西口にて
緊急企画! 夏休みの不登校男子~どうしたらいいの?~
ご参加受付中です!

不安な思いや焦りは、
お子さんに向けてではなく、
ここで吐きだしてしませんか。

にほんブログ村 シニア日記ブログ いきいきシニアへ
にほんブログ村